阪神・高橋遥人 28日の2戦目先発へGO!初の開幕ローテ入り 開幕・村上から連続G倒任せた

[ 2026年3月22日 05:15 ]

オープン戦   阪神1―0オリックス ( 2026年3月21日    京セラD )

<神・オ>初回、力投する高橋(撮影・後藤 正志)
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 阪神は21日、オリックスとのオープン戦(京セラドーム)に1―0で勝利した。先発・高橋遥人投手(30)は5回2安打無失点6奪三振の快投。オープン戦は3戦連続無失点で防御率0・60を誇った。9年目で自身初の開幕ローテーション入りへ向け、万全の仕上がりを披露。開幕2戦目となる28日巨人戦(東京ドーム)の先発を手中に収めた。通算5度の手術を乗り越え、“完全体”で臨む勝負の一年が始まる。

 9年目にして、ようやく“ハルトの春”が訪れる。先発の高橋は本番前最後の調整登板で安定の5回無失点。初の開幕ローテーション入りへ向け、結果で仕上がりぶりを証明した。

 「普通ですかね。5回無失点はいいですけど、ボール自体はめっちゃいいとかじゃなかった。でも、めちゃくちゃ悪くもないので、そういう意味ではそんなにネガティブじゃないかなと思います」

 そう言って淡々と話す姿に、頼もしさを感じさせた。最速は149キロも2回の3者連続空振り三振を含めて3回までパーフェクト。4回は1死から宗に初安打を献上するも続く中川をわずか2球で遊ゴロ併殺に仕留めた。5回は死球と安打などで1死満塁のピンチを招いた。それでも紅林を低めの変化球で空振り三振、最後は麦谷をスライダーで一ゴロ。「ああなる前にもっとしっかり防がなきゃなと思う」。粘りの投球で失点の危機を回避しながらも反省は忘れなかった。

 今春は安定感を維持し続けていた。オープン戦は登板4試合でわずか1失点。3月に入ってからは圧巻の3戦連続無失点を誇った。「(開幕へ向けて)修正というよりかは状態を上げていければ」。調整登板を終えて防御率0・60。数字が示すように仕上がりは万全だ。

 今春は、同じ先発ローテーションの一角を担う大竹と同日登板で調整を続けてきた。この日、大竹はファームリーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発して6回10安打6失点。3回に3連打を浴びるなど一挙5点を献上するなど精彩を欠いた。両左腕の明暗は分かれた。この結果を受けて高橋が開幕2戦目の28日巨人戦(東京ドーム)に先発することが濃厚となった。

 「(今季は)1年間しっかり投げるぞって感じです。上(1軍)で投げたいですけど、上下(1、2軍)関係なくけがをしたくないです。そんな感じですかね」

 おっとりとした語り口の奥に、にじませた強い覚悟。準備は整った。背番号29の視線の先には伝統の一戦がある。 (山手 あかり)

≪大谷ルールで出場≫

 ○…この日、高橋は指名打者と先発投手を兼務する、通称「大谷ルール」の下、「9番・DH」で先発した。この場合、打者・高橋が代打や代走で交代した場合でもマウンドに立ち続けることが可能。貴重な実戦の場とあって、投手としてのイニング数消化と、控え野手の出場機会確保を両立した。高橋は2回2死一塁の第1打席で犠打を想定した投前バントを行い、5回に代打・浜田を送られた。藤川監督は「昨年も(同ルールを)ファームでは使っていた」と説明した。

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