ソフトバンク・近藤健介 心配無用打!合流後初のOP戦で二塁打&犠飛 WBCでの不振から“復活”

[ 2026年3月22日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク5―7広島 ( 2026年3月21日    みずほペイペイ )

<ソ・広>初回、二塁打を放つ近藤(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が21日、広島戦で“いきなり二塁打”の活躍を見せた。「3番・右翼」でオープン戦に初出場し、初回の第1打席で右越え二塁打を放つなど、2打数1安打1打点。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では13打数無安打と不振に陥っていたが、心配は無用だ。球界最高峰の打撃技術は健在で、小久保裕紀監督(54)は全幅の信頼を寄せていた。

 さすがの一打に本拠地のファンから大きな歓声が上がった。帰ってきた近藤がオープン戦の第1打席から快音を響かせた。

 「結構時間があったので、いろいろ試しながらやっている。結果というよりも、しっかりスイングをかけられたのが良かったと思います」

 初回2死走者なしでターノックのチェンジアップを捉えた。あとわずかで柵越えとなる右翼フェンス直撃の二塁打。WBCでは13打数無安打と不振に苦しんだが、この日は「3番・右翼」でスタメン出場すると、すぐさまHランプをともした。

 続く3回無死一、三塁では中犠飛で打点をマーク。5回は右飛に倒れ、2打数1安打1打点で「もう少し微調整が必要かなと思います」と振り返った。今季は高めの直球への対応として、スタンス幅を狭くして上体を高く保つ打撃フォームに挑戦した。現在は昨季までの屈伸動作のルーティンを再開するなど、2026年の型を再度つくりあげている。

 「去年と同じような感じというわけではないです。いいものをという感じでいます」

 試行錯誤しながら開幕を迎えることにはなるが、そこは豊富な引き出しを持ち、圧倒的な技術と実績を誇る背番号3だ。小久保監督も「全然、何の心配もしてません」と全幅の信頼を口にした。

 WBCでのスランプはまさかの事態だった。1次リーグ初戦の台湾戦で5打数無安打に終わり、必死に修正するも時間が足りなかった。「その期間でどうこうというのはなかなか難しいと感じた」。あの悔しさを必ず糧にする。「まだまだ自分に可能性があると思えたのでそこは良かった」と前向きに話していた。

 全3打席で初球からスイングを仕掛けた姿からは引きずる様子は見られなかった。「開幕に向けて明日1試合ですけど、個人として良い準備ができたらと思います」。希代のヒットメーカーはシーズン本番で、その真価を証明してみせる。 (木下 大一)

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