【侍ジャパン】坂本誠志郎は米国代表のスターと12年ぶり“再会”なるか「縁なのか。大学時代に試合を」

[ 2026年3月4日 15:00 ]

<オ・日>菊池(左)と話す坂本(撮影・沢田 明徳)  
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは6日に初戦を迎える。初出場となる阪神の坂本誠志郎捕手(32)が密かに“再戦”を待ち望んでいるのが米国代表のアレックス・ブレグマン内野手(31)とカイル・シュワーバー外野手(32)だ。2人とは大学時代に出場した国際大会で対戦。WBCで米国との決勝が実現すれば最高の舞台で再会することになる。(取材・遠藤 礼)

 2月中旬、沖縄で坂本にWBCについて話を聞く機会があった。チーム随一のメジャー通。ちょうどその頃は各国の代表として大物メジャーリーガーの参戦が次々と発表されていたこともあり目を輝かせているのかと思いきや、坂本の第一声は全く毛色が違っていた。

 「いや、怖いですね」。まだ日の丸のユニホームにも袖を通していなかったが、すでにプレッシャーが押し寄せていた。「周りは日本が勝って当たり前っていう空気があるじゃないですか。プレッシャーはありますよ」。前回大会の熱戦、そして日本国内がどれほどの熱狂に包まれたかは当然、知っている。今回は自身が連覇のかかる侍ジャパンの一員。阪神で体感してきたものとはまた違った重圧が襲ってきているようだった。

 そんな中、一瞬だけ頬を緩めた話題があった。「大学の時にブレグマンとシュワーバーとやっているので。WBCの舞台でまた戦えたら僕自身は嬉しい」。13年の明大2年時に出場した日米大学野球選手権で当時の米国代表にいたのがインディアナ大のシュワーバーとルイジアナ州立大のブレグマンだった。「シュワーバーはパワーがえげつなくて」。ブレグマンとは翌14年のハーレム国際大会でも相まみえている。シュワーバーは昨季56本塁打を放って大谷を抑えてナ・リーグ本塁打王になったメジャー屈指の大砲。ブレグマンもカブスと5年総額1億7500万ドル(約277億5500万円)の契約を結んだスーパースターだ。

 「縁なのか、なんなのか。かたやとんでもない契約でカブスに行ったブレグマンと僕では(笑い)。シュワーバーもメジャーの本塁打王ですから。でも大学時代に試合してることは事実なんで」。

 いよいよ本戦が始まる。坂本は、NPBとメジャーのトップオブトップの投手たちをリードしてチームを勝利に導くという重大ミッションに取りかかる。ここからしばらくはそんなことも考えている余裕はないだろう。ただ、WBC決勝の日米対決でブレグマン、シュワーバーと“再戦”する坂本のちょっとエモいエンディングを個人的には期待している。

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