阪神・モレッタ 直球“盛れた”最速150キロ!「真っすぐの走り見たかった」自慢の変化球頼らず1回零封

[ 2026年2月24日 05:15 ]

オープン戦   阪神2―5日本ハム ( 2026年2月23日    名護 )

<オープン戦 日・神>6回、力投するモレッタ(撮影・岸 良祐)
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 上々のオープン戦デビューを飾った。阪神新外国人のモレッタ(パイレーツ)が来日初の実戦登板で1回零封。5番手として6回からマウンドに上がると宝刀のスライダーを“封印”し、新たなスタイルを披露した。最速150キロを計測した直球主体の投球で攻め込んだ。

 「結果というより、真っすぐの走りをしっかりと見たかったし、バッター相手にどういう対応ができるのかというところを見たかった。練習試合の一つ目としては良かった」

 圧巻の直球勝負だった。1球目から実に14球連続で直球を投じた。4回の第2打席で本塁打を放っていた先頭・西川に対してはフルカウントから外角の147キロで見逃し三振。続く野村はわずか4球で右飛。吉田にはスライダーを右前に運ばれるも、最後はカストロを148キロの直球で左飛に仕留めた。

 今キャンプの仕上がりぶりを実戦で試すかのように全18球のうち17球が直球だった。一方で、注目されていた“忍者スライダー”はわずか1球。スライダーの軌道を描きながら左打者の外角へシンカーのように逃げていくという逆方向に変化する宝刀を“封印”した。「あえて見せなかった訳ではない。まずは真っすぐを投げないと、というところがあった。そっちにフォーカスした」。そう冷静に振り返ったが、手の内を明かさず直球だけで抑え込んだ事実はシーズンへ向けて大きなアドバンテージとなる。

 収穫と手応え十分の試運転だった。今季は岩崎とのW守護神形成も視野に入る。ただ、中継ぎエースの石井が左アキレス腱断裂で長期離脱。前半戦は絶望の状況下にあるチームの一員として新助っ人は誓った。「どこで投げたいかというより、チームのためにと思って(日本に)来た。監督に言われたところで自分の仕事を全うしたい」。石井の穴を埋める役割は任せろ――。期待の救世主が現れた。(長谷川 柚香)

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