DeNA・田内 相川新監督&祖父に白星贈った 急きょ交代でマルチ安打

[ 2026年2月22日 05:30 ]

オープン戦   DeNA7―5広島 ( 2026年2月21日    宜野湾 )

<D・広>ヒーロー賞のマグロを贈られた田内(撮影・島崎 忠彦)
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 じいちゃんに最高の誕生日プレゼントだ。DeNA・田内は、右肘への死球で負傷交代した石上に代わり、3回から急きょ二塁へ。3―1の4回先頭で遊撃内野安打し追加点の口火を切ると、5回2死一、三塁では右前適時打。2安打1打点で、オープン戦初采配だった相川新監督には10安打7得点での初勝利をプレゼントした。

 地元・広島から駆けつけた両親と母方の祖父母がスタンド観戦。「力をもらったら打てました」と笑った。休養日だった20日は誕生日だった祖父・五六(いつむ)さんを家族で祝福。プロ入り後、プレーする姿を見てもらうのはこの日が初めてで、祖父の名前と同じ背番号「56」で躍動した。試合後、初めてのヒーローインタビューでは緊張のあまり「本当はおじいちゃんのことを言う予定だったけど、飛んで…。人前でしゃべるのが苦手なので」と苦笑い。それでも最後は「アイラブ横浜!アイラブ宜野湾!」と声を張り上げて喝采を浴びた。

 昨年11月中旬から約1カ月間、ドバイで開催された「ベースボール・ユナイテッド」で武者修行。現地でチームメートになったBC栃木・川崎宗則内野手兼コーチに弟子入りした。休養日だった5日、中日の北谷キャンプで臨時コーチを務めていた師匠をアポなしで訪問し「チェスト!」と気合を注入された。

 高卒2年目の18歳。“希望枠”で1軍キャンプに抜てきした相川監督は「十分に伸びる要素があるので楽しみ」と目を細める。「技術と体力、パワーを身に付けてレギュラーを獲りにいきたい」。全ての経験を成長の糧にする。(重光 晋太郎)

 ◇田内 真翔(たない・まなと)2007年(平19)3月6日生まれ、広島県出身の18歳。おかやま山陽では2年夏に甲子園出場し8強。高校通算18本塁打。24年ドラフト5位でDeNA入団。昨季9月30日のヤクルト戦に代打として1軍初出場。翌10月1日の同戦でプロ初安打をマークした。1メートル77、81キロ。右投げ右打ち。

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