小笠原道大氏「その一言があったので一歩踏み出せた」 名伯楽に「まさか凡打して褒められるとは」

[ 2026年2月14日 20:17 ]

小笠原道大氏
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 日本ハム巨人中日で計19年間プレーし、NPB通算2120安打を放った小笠原道大氏(52)が14日、ニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。一歩前に踏み出すきっかけとなったコーチの言葉について語った。

 インタビュアーを務めた煙山光紀アナウンサー(63)から番組恒例の質問「私、この人に頭が上がりません」というトークテーマを与えられた時だった。

 小笠原氏は「頭が上がりませんというか、感謝なんですよね」として「ずっと長い間つながっているというのが落合さん」と最初に落合博満氏(72)の名前を挙げた上で母校・暁星国際高校時代やNTT関東時代の監督、1996年ドラフト3位で日本ハムに入団した時の上田利治監督(享年80)、日本ハム時代に打撃コーチとして指導を受けた加藤秀司氏(77)と5人を挙げた。

 上田監督と加藤コーチについては「その2人がいたからこそ、小笠原道大というバッターがつくられていってるのではないかな、と」と回想。

 捕手として入団した自分の打力を買って内野手へのコンバートを決めてくれた指揮官と、高校通算0本塁打だった無名の打者からNPB通算378本塁打、「3割・30本」が王貞治に次いで2位の9度という大打者になるきっかけを与えてくれた加藤コーチに改めて感謝した。

 そんな加藤コーチとは忘れられない思い出がある。

 それは凡打した際のこと。折れたバットがバックネットに飛んだことがある。

 「(折れたのは)根元ですよ。(相手投手は)当時(中日の)宣さん、宣銅烈(ソン・ドンヨル)。オープン戦でね。ボテボテ。ピッチャーの前で止まるぐらいな打球ですよ。それで“あ~あ”って思うじゃないですか。だけど、バットはバックネットに、振り切ったあたりに飛んでいってる」

 「(ベンチに)帰ったら“今の良かったぞ!!!”って。何が良かったんだよって思って。“しっかり振り切ったからあそこまで(折れた)バットがいったんだ”って。“だから、今までやってることを継続してやりなさいよ”っていう」

 「まさか凡打して褒められるとは思ってないので。内容もそうだしね。なので、なんかそこで前を向けたというか。その言葉。何気ないんですけど、その一言があったので一歩踏み出せた。ヨシッ!と思って。頑張れるぞ!っていうふうになったので。大きいなと思って、そこが」と通算2055安打を放って名球会入りもしている名伯楽・加藤氏に感謝していた。

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