ロッキーズ・菅野の年俸は7.9億円、再建支えるイニングイーター、懸念材料は被本塁打の多さ

[ 2026年2月11日 06:50 ]

菅野とロッキーズの合意を報じるMLBの公式X

 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、ロッキーズが菅野智之投手(36)と1年510万ドル(約7.9億円)で契約した動きについて、「再建期にあるチームが、先発ローテーションに経験豊富なイニングイーターを加えた補強」と位置づけている。

 菅野は2025年にオリオールズで30試合に先発し、157イニングを投げて防御率4.64。支配的な内容ではなかったものの、与四球率5.3%と安定感を示した。一方で、奪三振率15.1%はMLBでも低水準にとどまり、速球の球速が平均的だったこともあり、被本塁打は33本とア・リーグ最多、MLB全体でも3番目の多さを記録した。本拠地が打者有利のクアーズ・フィールドであることを考えると、被本塁打の多さは懸念材料だ。それでもロッキーズは、先発投手の層の薄さに長年悩まされており、このオフはマイケル・ロレンゼンに続いて菅野を獲得。ベテラン2人をローテーションに据えることで、成長途上の若手投手陣への負担を軽減する狙いがある。

 菅野は、ロレンゼン、カイル・フリーランド、ライアン・フェルトナーらとともに先発ローテーションを構成する見込みだ。ロッキーズの総年俸は菅野の年俸510万ドルを加えても、実支出ベースで約1億1450万ドル、贅沢税計算上でも約1億3200万ドルにとどまり、球団にとって大きな負担にはなっていない。新編成本部長ポール・デポデスタ体制のロッキーズは、数年がかりの再建に入ると見られている。菅野に求められているのはシーズンを通して安定してイニングを消化する役割だ。もし前半戦で一定の結果を残せば、ローテーションの補強を狙う優勝争いチームにとって、トレード期限での選択肢となる可能性もある。

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