ソフトバンク スチュワート 復活へキャンプ初ブルペンで上々46球「凄く良い感覚で投げることができた」

[ 2026年2月4日 06:00 ]

小久保監督(左)が見守る前でブルペン投球するスチュワート(撮影・岡田 丈靖)
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 来日8年目を迎えたソフトバンクのカーター・スチュワート投手(26)が3日、今キャンプ初のブルペン入りで順調な仕上がりを見せた。昨季は左脇腹痛などで登板なしに終わり、完全復活に燃える右腕は46球の力強い球を披露。昨季14勝を挙げ、175イニングを投げた有原が日本ハムへ移籍して空いた穴を埋めるべく、首脳陣からは15勝&150イニングのノルマを課された。一昨年の9勝を超え、自己最高のシーズンにする意気込みだ。

 直球を主体にフォーク、カットボール、カーブを交えて46球。復活への手応えを表すかのようにスチュワートが晴れやかな表情を浮かべた。

 「良いリズムで自分のフォームで投げることを意識しました。凄く良い感覚で投げることができた。良い形で最初のブルペンがスタートできたと思います」

 首脳陣から「飛ばさないように」との指示を受けていた中、直球は145~146キロをマークする上々の滑り出し。既に1月から順調にブルペン投球を重ねており、チームが必勝祈願を行っていた1月30日にも志願して本拠地・みずほペイペイドームのブルペンで力強い球を投げ込んだという。

 来日8年目で今季は2年契約の最終年でもある。ノルマは「15勝&150イニング」だ。1月の再来日直後、倉野投手コーチから「15勝しないと承知せんぞ」と高い期待の言葉をかけられた。さらにスチュワートは「小久保監督から150イニングというのは言われました」と明かした。

 開幕ローテーションに内定していた昨季はキャンプ中に左腹直筋を痛めて離脱。まさかの1軍登板なしに終わった。ただ、一昨年は20試合に先発して9勝4敗、防御率1・95をマークしている。18年米ドラフト1位指名の高い潜在能力を発揮すれば、不可能な数字ではない。オフはケガしないための体づくりに注力し、「長いシーズンですけど耐え抜ける体にはなっていると思います」と自信をのぞかせた。

 2年連続で最多勝に輝き、昨季は175イニングを投げた有原が日本ハムへ移籍し、倉野投手コーチは「間違いなく鍵を握る一人ではあります」と断言。19年の入団時からスチュワートをよく知る同コーチは「いいオフを過ごせたのは表情から感じますし、話していても“絶対にやる”という意気込みや気持ちが表れています」と期待を寄せた。
 リーグ3連覇のキーマンは「しっかりと2年前のような仕事をしたい」と頼もしく言った。(木下 大一)

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