大阪ガス・石橋昂樹 入社2年目、右打ちのスラッガーは内野の定位置獲得へ打球速度158キロ超え目指す

[ 2026年2月4日 08:00 ]

2年目の飛躍を誓う大阪ガス・石橋(提供写真)
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 激しいレギュラー争いを勝ち抜くべく、大阪ガス・石橋昂樹内野手(23)には目指すべき数値がある。

 「打球速度を上げるために体作りに取り組んでいて、今年は常に158キロ以上を超えられるようにしたいと考えています。ケガなくやることが大前提ですが、自分の得意な分野は打撃。長打力が持ち味だとは思いますが、試合に出続けるためには率を残さないといけないのでコンタクト力も身につけたい」

 明確な基準は、加嶋健志郎打撃コーチから設けられた。「158キロを超えれば、角度がつけばホームランだし、ゴロでもヒットになる」。昨年の平均速度は150キロ前後で、最速は160キロ。スイングスピードを上げることが目標達成への最短ルートで、オフ期間は上半身はプッシュ系とプル系、下半身はプッシュ系のメニューを週3回こなす。

 宗像(福岡)、北九州市立大を経て、今季が入社2年目。併設型中高一貫校である県立進学校の宗像に進学するため、小学生時代には中学受験も経験した。大学時代は地域創生をテーマに勉学に励んだ。「限られた時間の中での生活でしたので、自分たちで考えて練習することが多かったです」。強豪私学の投手を打ち崩すべく、徹底した筋力トレーニングの末に4年間で8キロの増量に成功。4年春には九州六大学リーグ戦で3冠王を獲得するまでに成長し、名門・大阪ガスへの内定を勝ち取った。

 そんな石橋にとって、社会人野球のレベルの高さを痛感したのが昨年3月の東京スポニチ大会だった。予選リーグの東邦ガス戦に「6番・三塁」としてスタメン出場。公式戦初先発となったが、最速152キロ右腕・高橋佑輔の前に3打席連続三振に終わった。「ベース板の強さに衝撃を受けて…。壁を感じましたが同時に、このレベルを打たないといけないことを早くに知れたので、1年間頑張ることができたと思います」。その後はチーム内でも徐々に頭角を現し、9月の日本選手権近畿地区最終予選では2試合に先発。峯岡格監督は「実力をつけて、クリーンアップを打ってくれることを期待しています」と構想の一端を明かす。
 
 「チームの優勝に貢献できるよう、精いっぱい頑張ります」。身長1メートル85、体重88キロを誇る右のスラッガー。石橋が定位置をつかめば、打線の厚みは一気に増す。
 

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