阪神・佐藤輝明 12球団大トリ 単年総額5億円!球団最高昇給3億円増 今オフポスティングへ交渉継続

[ 2026年2月1日 05:15 ]

宿舎に到着した佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が31日にキャンプ地の沖縄に入り、30日に球団と今季契約を結んだことを明かした。球団最高アップ額となる3億円増の年俸4億5000万円プラス出来高払い5000万円の総額5億円(金額は推定)で単年契約。希望するポスティングシステムを使った早期のメジャー挑戦は話し合いを継続し、キャンプ自費参加を直前で回避した。プロ野球は全選手が契約更改を終え、きょう1日に12球団が沖縄、宮崎両県で一斉にキャンプインする。

 無数のフラッシュを浴びた佐藤の表情は晴れ晴れとしていた。この日チーム便で沖縄へ移動し、宿舎へ到着した直後に行われた記者会見。虎の大砲は、淡々と言葉を紡いだ。

 「11月から3カ月、代理人と球団の方でじっくり時間をかけて話し合いをさせてもらいました。お互い納得するのに時間はかかったと思いますけど、キャンプイン前に契約して、きょうを迎えることができて良かった」

 出来高を含めて総額5億円の単年契約。4億5000万円は6年目の年俸では24年近本の3億2000万円を、3億円増は07年金本知憲の2億9000万円増を、いずれも上回る球団最高だ。30日に球団事務所を訪れてサインしたことを明かし、自費キャンプ突入を目前で回避。年俸と早期のポスティングシステムを利用したメジャー移籍の希望が交渉長期化の争点だった。

 「その二つについてじっくり話をさせてもらいました。意思があるということも伝えさせてもらいました。でも、僕だけで決められるものじゃない。しっかり球団と話し合ってという感じですかね」

 同制度の利用を認めるかどうかは球団側が選択権を持つ。ポスティングシステム以外に海を渡る方法は海外FA権で、145日以上出場登録されたシーズンが合計9年に達するのは29年オフだが「近いうちには行きたい」と改めて早期の挑戦を諦めない姿勢を示した。昨季は40本塁打、102打点で2冠王に輝き、ゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得したMVP男。一年でも早く海を渡るためにも、まずは日本でやるべきことがある。

 「選ばれたからには自分のできることを精いっぱいやりたい。自分の持っている力を最大限出せるように」

 調整は順調だ。3月に開催される第6回WBCへ向けて本職の三塁のみならず、外野での起用に備え練習を積んだ。「どこでも守る準備はしていますし何か自分が力になれればいい」。打撃では確実性向上に注力し、体重は昨年のオフから6キロ増の102キロまでパワーアップしている。

 「また新しい一年という気持ちで。守りに入ることなく、打撃も守備も走塁も、もっと攻めて、もっといいプレーをしたい」

 虎の大砲が躍動すれば、世界一と、セ界一は見えてくる。(石崎 祥平)

≪竹内球団副本部長 ポスティングは「球団の権利」≫

 ◯…佐藤や代理人との長期間にわたる契約交渉にあたった竹内球団副本部長は「キャンプまでに全員と更改できてホッとしている。合意したので、スッキリやってくれるはず」と佐藤への期待を口にした。条件面では合意したがメジャー挑戦につながるポスティングについては「話し合いを続けていく。球団の権利であることは間違いないので」と代理人と継続交渉となることを示唆。「(自分だけで)決められる話じゃないみたいなことは言ったと聞いている」と佐藤の反応も明かした。

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