阪神助っ投・モレッタ 必殺「忍者スライダー」で「空振りの術」だ NARUTO大好き男が勝利へ導く

[ 2026年1月29日 05:15 ]

入団会見に臨んだ阪神・モレッタ(撮影・亀井 直樹) 
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 必殺の「忍者スライダー」で「空振りの術」連発だ。阪神の新外国人右腕モレッタが、兵庫県西宮市内で入団会見に臨み、陽気な口調で持ち球への強いプライドを見せた。

 「スライダーは自分でも自信を持っています。右打者にはスライダーになり、左打者には全然違う球種になる。自然にいったり、自分で投げ分けたりしている」

 自信を深める通り、その軌道は極めて独特だ。左打者にはシンカーのように逃げるように曲がる「逆方向スライダー」を操る。パイレーツに所属した昨季、全投球の56%を占めたほど、絶対的な信頼を寄せる。1メートル88の長身から投げ込む最速159キロの直球とのコンビネーションで、メジャー通算112試合に投げて10・60と高い奪三振率をマークした。会見の前には球団施設で汗を流し、そこで顔を合わせた岩崎とキャッチボール。球を受けた虎の守護神は「下に曲がって特徴的だと思った」と明かし、来日前の触れ込みに違わぬ独特な軌道に納得の表情を浮かべた。

 岩崎とともにブルペンを担う予定のドミニカ共和国出身の29歳は親日家。そのきっかけは、忍者のキャラクターが活躍する大ヒットアニメ「NARUTO」にハマったからだ。「3回くらい繰り返し見た」という熱狂的なファン。正体をつかませない忍者と、予測不能の変化球を掛け合わせれば、「名前はない」というスライダーは「忍者スライダー」と呼べる。そのボールで、打者を「空振りの術」にはめる構えだ。

 メジャーでの豊富なキャリアは、勝ちパターンの一角はもちろん、抑え候補にもなり得る。「どこで投げてもチームに貢献するだけ」と語る頼もしい助っ人は、フル回転でチームに尽くす覚悟。唯一無二の魔球で虎を勝利へと導く。(長谷川 柚香)

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