“巨人キラー”だった安仁屋宗八氏 長嶋茂雄さんと対戦した思い出語る 打席から「聞こえるように…」

[ 2026年1月29日 17:08 ]

安仁屋宗八氏
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 元広島2軍監督で、OB会名誉会長でもある安仁屋宗八氏(81)が27日に放送されたBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。昨年6月に亡くなった長嶋茂雄さん(享年89)と対戦した現役時代の思い出を語った。

 第二次世界大戦が終戦する1年前の1944年8月生まれで、米国統治下の沖縄から初のプロ野球選手に。当時の沖縄では巨人戦しか放送されておらず、それも1カ月に1回程度。テレビで見る長嶋さんや藤田元司さんに憧れて育った。

 憧れの藤田さんと同じ通算119勝を挙げたが、巨人戦で34勝した“巨人キラー”でもあった。1966年7月31日の巨人戦では9回2死までノーヒットノーランを続けながら黒江透修に打たれて偉業達成を逃したこともある。新人記録の開幕13連勝を続けていた堀内恒夫の記録を止めた試合だ。

 そんな安仁屋氏だが、憧れだった長嶋さんとの対戦成績は打率.256(199打数51安打)、12本塁打、31三振。

 ある試合で対戦した時のこと。1球目か2球目で得意のシュートを投げたところ、長嶋さんはサッとよけつつ「うわっ!この球投げられたらもう打てんわ!」と「聞こえるように」言ってきたという。

 「僕もその気になってスライダー投げて、最後は仕留めようとシュート投げたら“待ってました!”って足開いてカーーーン!って打たれましたよ」と笑って回想した。

 オールスターゲームで長嶋さんと一緒になった時には「向こうから声かけてくれて。僕からはまず声かけれん人だから。“お前、いいシュート投げるのう”とか褒める言葉ばっかり。うれしいですよ、そりゃ最高に」と懐かしんでいた。

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