ドジャース大谷×タッカーで歴史的最強コンビだ ルース&テッド・ウィリアムズの伝説再来

[ 2026年1月23日 02:30 ]

ドジャース入団会見に臨んだカイル・タッカー(中央)はデーブ・ロバーツ監督(右)、ブランドン・ゴームズGMと記念撮影(AP)
Photo By AP

 ドジャースは21日(日本時間22日)、カブスからFAとなっていたカイル・タッカー外野手(29)と4年総額2億4000万ドル(約381億6000万円)で契約したと発表した。ドジャースタジアムで入団会見を行った強打の左打者は「最後の4割打者」で知られるテッド・ウィリアムズの異名を持つ。現代のベーブ・ルースと称される大谷翔平投手(31)との最強コンビでワールドシリーズ(WS)3連覇へ向かう。

 入団会見を終えたタッカーが、スーツ姿でクラブハウスを訪れた。すると、ドジャースタジアムを拠点に自主トレを行う大谷が歩み寄ってきてガッチリ握手。満面の笑みでハグを交わした。

 米国の1月21日は家族や友人ら大切な人とハグすることを推奨する「ナショナル・ハギング・デー」。98~00年のヤンキース以来となる21世紀初のWS3連覇へ、中核を担うスター同士の共演が加入初日にいきなり実現した。タッカーは「明らかにこのチームは勝てる。そういう環境でプレーするのは本当に楽しいだろう」と破顔一笑し、デーブ・ロバーツ監督は「打順は2、3番を任せるつもりだ。得点力の向上が望める」と期待した。

 タッカーは昨季まで5年連続20本塁打以上の長打力と確実性を併せ持つ左の巧打者。学生時代から、しなやかなスイングで打球を場外に放り込み「最後の4割打者」として知られるテッド・ウィリアムズと見た目も似ていることから「テッド」というニックネームがついた。実際にマイナー時代にはウィリアムズのドキュメンタリー作品に本人役で出演したこともある。2度の3冠王を誇る大打者のように、数年前まではバットを素手で握っていた。

 アストロズ時代に打点王、シルバースラッガー賞だけでなく、ゴールドグラブ賞を受賞するなど外野守備にも定評がある。不動の1番に座る現代のベーブ・ルース、大谷との「伝説の最強コンビ」が並ぶ打線は、相手にとって脅威となる。

 背番号「23」を背負うことになったタッカーは続けた。「長いシーズンでは、気持ちが削られることもあるけど、このメンバーと一緒なら、一年を通して凄く楽しいものになると思う」。ドジャースはこのオフにメッツからFAの通算253セーブの守護神・ディアスを獲得するなど課題だった救援投手の補強にも成功。「王朝」とも称される黄金時代の真っただ中にいる。

 WS3連覇へ。「ルース」と「テッド」が打席に入る初回の攻撃から、ファンを沸かせる一年となる。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年1月23日のニュース