中大野球部が練習始め 今年のスローガンは「束」 箱根同様東都も「ストップ・ザ・青山」で日本一に!

[ 2026年1月7日 14:00 ]

目標「大学日本一」を掲げ練習始動した中大・安田主将
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 東都大学野球の中大が7日、多摩市内の同大グラウンドで新年練習始めに臨んだ。今年のスローガンは「束」。新主将の安田淳平外野手(聖光学院)はリーグ6連覇中の青学大を倒してのV&「日本一」に目標をロックオンし、束となっての名門躍進を誓った。

 底冷えするグラウンドでの練習始め。清水達也監督がバックネット裏から左翼フェンス方向を見つめ、つぶやいた。「薄くて見づらいな…」。視線の先には、「CHUO」の文字の上に重ねて「束」と黒文字で描かれている横断幕があった。

 「でもあれ(束)が本当に束になったら、浮き上がってくるんだよね」。指揮官はニヤリ。そこには、新スローガンを掲げて新年をスタートさせたナインへの期待が込められていた。

 主将に指名した安田を「熱さしかない」と断言する。だが、その燃えたぎるハートは今の中大に必要な要素かもしれない。

 リーグは現在、23年春から青学大が6連覇中。安田は「圧倒されているかと言えば、自分ではそうは思わない」と言うが「春までに一枚岩にならないといけない」と、立ちはだかる難敵の高い壁を実感している。

 近年、牧秀悟(DeNA)、森下翔太(阪神)、西舘勇陽(巨人)らを輩出し、今ドラフトでも岩城颯空(西武)、繁永晟(楽天)、皆川岳飛(巨人)と3選手をプロに送りだした名門も、19年秋以降頂点から遠ざかる現実に直面している。

 正月の「箱根駅伝」でも青学大が史上初となる2度目の総合3連覇を達成した。東都も箱根駅伝も「ストップ・ザ・青山」が合言葉だ。中大は今季、レギュラーメンバーは大幅に入れ替わる。その中で、至難の技の「打倒青山」を達成し、79年以来47年ぶりの日本一を達成するには…。

 「チーム1人1人の人間力、チームとしてのまとまり、チーム力を武器に戦うことが一番大事」と安田は言い切る。覚悟を決めた主将の思いが体現できれば、左翼フェンスの「束」は実りの秋にはっきりと浮かび上がる。
 (大木 穂高)  

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