【関西スポーツ賞】セ界制覇の阪神、SVL初代王者サントリー、陸上・久保凛、故吉田義男氏ら表彰

[ 2025年12月15日 17:00 ]

9月7日にリーグ優勝を決め、胴上げされる阪神・藤川監督
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 関西運動記者クラブが2025年度に活躍した選手、団体を称える「第69回関西スポーツ賞」の受賞者が15日、決まった。表彰式は今月23日に大阪市内で開催される。

 【団体】
 ▽阪神タイガース 23年以来2年ぶりのセ・リーグ優勝。9月7日の優勝決定は2リーグ制以降では史上最速記録だった。藤川球児監督は球団初の新人監督優勝。石井大智が50試合連続無失点、及川雅貴が18試合連続ホールドでともにNPB記録を更新。佐藤輝明は40本塁打、102打点で2冠王に輝き、投打に他球団を圧倒した。

 ▽サントリーサンバーズ Vリーグを再編成して24年10月に開幕した「2024―25 大同生命SVリーグ」でチャンピオンシップを制し、初代チャンピオンに輝いた。

 ▽大阪マーヴェラス レギュラーシーズンを37勝7敗と圧倒的な強さで制し、プレーオフも順当に勝ち抜いて「2024―25 大同生命SVリーグ」で初代女王に立った。

 ▽矢作 芳人調教師&坂井 瑠星騎手 今年11月、矢作調教師が管理し、坂井騎手が騎乗したフォーエバーヤング号で、米国で開催されたダートの世界一を決めるブリーダーズカップクラシックを日本人調教師、同騎手として初めて制覇した。

 【功労】
 ▽原口 文仁(前阪神) 19年1月に大腸がん罹患を公表。不屈の闘志で治療とリハビリに励んで同年5月に実戦復帰し、ファン、がん患者を勇気づけた。以降も主に代打としてチームに貢献しながら、がん患者支援活動などにも従事。25年9月、今季限りでの現役引退を発表した。

 ▽高山 勝成(ボクシング) 05年4月にWBC世界ミニマム級、06年11月にWBA世界ミニマム級、13年3月にIBF世界ミニマム級、14年12月にはIBF・WBO世界ミニマム級を制し、日本人初の世界主要4団体制覇。24年12月にはIBO世界ミニマム級も制して日本人初の5団体制覇。25年3月に現役引退を表明。

 【特別功労】
 ▽吉田 義男(元阪神選手、監督) 阪神の遊撃手として62、64年のリーグ優勝に貢献。遊撃手ベストナイン9度はプロ野球最多。小柄ながら華麗なフィールディングで「今牛若丸」と称された。背番号「23」は永久欠番。3期8年にわたり阪神監督も務め、85年にはリーグ制覇、球団初の日本一に導いた。25年2月3日、91歳で死去。

 ▽釜本 邦茂(サッカー元日本代表FW) 早大在学中の64年東京五輪に出場し、8強入りに貢献。続く68年メキシコ五輪では7得点とアジア人初の得点王に輝く活躍で、日本に初のメダルとなる銅メダルをもたらした。日本代表76試合で75得点の「日本史上最高のストライカー」。日本リーグでは通算202得点。84年に現役引退後もG大阪初代監督、参議院議員など多方面で活躍した。25年8月10日、81歳で死去。

 【個人】
 ▽久保 凛(陸上=東大阪大敬愛高) 高校1年時に全国高校総体800メートルを制覇。昨年6月の日本選手権で初優勝。25年7月の日本選手権で自身の日本記録を更新する1分59秒52をマークして連覇。高校生ながら同9月の世界選手権に出場。

 ▽山下 美夢有(ゴルフ=花王) 今季から活躍の舞台を米国に移し、メジャー大会「全英女子オープン」でLPGAツアー初優勝。日本勢の同大会制覇は渋野日向子以来6年ぶり2度目、LPGAツアー優勝は日本勢6人目の快挙となった。

 ▽杉原 愛子(体操=TRyAS) 16年リオデジャネイロ、20年東京と五輪2大会連続出場。22年に一度は第一線から退くことを発表も、社長業と競技の二刀流で競技普及に尽力。25年5月のNHK杯で個人総合優勝、同10月の世界選手権では種目別ゆかで日本体操史上2人目の金メダル獲得。

 ▽山西 利和(陸上=愛知製鋼) 20キロ競歩で19年世界選手権優勝、20年東京五輪銅メダル、22年世界選手権優勝。25年2月の日本選手権で1時間16分10秒の世界新記録を樹立して優勝した。

 ▽梶本 一花(競泳=枚方スイミングスクール、同大) 25年の日本選手権の女子400、800、1500メートルで3冠達成。同夏の世界選手権に競泳とオープンウオータースイミング(OWS)で出場し、OWSの3キロノックアウトスプリントで日本人初の金メダルを獲得した。

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