阪神・森下翔太、球団史上最速4年目で年俸2億円到達!「評価をしていただいた」16年藤浪を上回る

[ 2025年12月15日 05:15 ]

契約更改を終えてプレゼントを手にする森下(撮影・岸 良祐)
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 阪神・森下翔太外野手(25)が14日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の7800万円から約2・7倍増の年俸2億1000万円でサインした(金額は推定)。4年目での年俸2億円到達は16年藤浪(現DeNA)の1億7000万円を上回り、球団史上最速となった。今季はキャリアハイの23本塁打、89打点を記録し、両リーグトップタイの勝利打点20もマークして2年ぶりのリーグ制覇に貢献。来季の目標には本塁打王を掲げた。

 1年前の契約交渉後の会見で掲げた「3億円アップ」には届かなくても、森下の表情には充実感がにじんでいた。1億3200万増の年俸2億1000万円でサイン。入団4年目の2億円突破は、球団史上最速だ。

 「評価をしていただいたな、ということが素直な感想。驚きとかびっくりはなく、自分としても自信を持って今日、来たので良い日になった」

 入団3年間で2度のリーグ優勝に貢献。「ファンに与える印象」も評価に上積みされ、自身初の全試合出場も年俸アップの要因となった。いずれも佐藤輝に次ぐリーグ2位の23本塁打、89打点はキャリアハイを更新。持ち前の勝負強さも存分に発揮し、佐藤輝に並んで両リーグトップの勝利打点20をマークした。ベストナイン、ゴールデングラブ賞も初受賞。飽くなき向上心を持つ背番号1は、来季の目標を問われると表情を引き締めた。

 「現状には満足していない。もっともっと上を目指していきたい。ホームラン王を獲りたいなというふうには思っています。目の前で(佐藤)輝さんを見た中で刺激をもらったのはホームラン」

 今季40本塁打でキングに輝いた佐藤輝を上回っての初タイトルが目標。「尊敬をしている」と前置きした上で、「“悔しいな”というところも、目の前にいるからこそ感じている」と口にした。来年3月開催のWBCの侍ジャパン選出を見越し、既に本格始動。「(バットの)角度、コンタクト、芯に当てる率」の上昇を最大の目的とし、ウエートトレーニングも並行している。新たな筋トレ器具の導入をトレーナーに要望したことも明かした。

 持ち前の低く、強いライナー性の打球に加え、高弾道を生むスイングも身につけることができれば、右打者に有利な甲子園の浜風の恩恵も受けやすい。

 「今年は(輝さんと)17本の差がありましたけど、輝さんに食らいつけるような自信も持っている。(輝さんにも)刺激を与えていきたい。35、40本を目指してやりたい」

 球団の本塁打王は今年の佐藤輝を含めて過去6人で、うち右打者は藤村富美男、藤本勝巳、田淵幸一。球団初のセ・リーグ連覇が懸かる26年シーズンは、偉大なアーチストの背中を追う。(石崎 祥平)

 《輝&才木の2億円超えも確実》森下(神)が来季年俸2億1000万円で更改。4年目での2億円到達は08年ダルビッシュ有、16年大谷翔平(ともに日、2億円)、24年牧(D)に並ぶ最速で、金額では牧の2億3000万円に次ぐ歴代2位となった。

 阪神の来季年俸1億円以上は森下で14人目となった。1億円以上が14人は、05年巨人、18、25年ソフトバンクと並んでプロ野球歴代最多だ。また、2億円以上が8人も、16~18年ソフトバンク、17年巨人に次いで3球団目(5度目)の歴代最多となった。

 未更改の坂本が複数年契約のため、1億円以上が15人は確定。大幅アップが見込まれる佐藤輝、才木も控えており、2億円以上の人数の更新も確実とみられる。

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