阪神・森下翔太 6ミリ長い本塁打増産バットを試作依頼 「もっと長打力がつくように打撃を変えたい」

[ 2025年11月22日 05:15 ]

<タイガース杯ゴルフ>ティーショットを放って雄叫びを上げる森下(撮影・北條 貴史)
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 神戸市の有馬ロイヤルGCで開催された「タイガース杯ゴルフ」に参加した阪神・森下翔太外野手(25)が21日、来季の本塁打増産へ向け、バットの改良に乗り出したことを明かした。打撃スタイル変更の一環として、19日にブランドアンバサダー契約を結んでいるミズノ社のバット工場を訪問し、重心の位置や長さに変更を加えた新モデルの“相棒”試作を依頼。「ホームランを増やしたい」と明確な意図を説明した。

 森下は、常に進化を追い求める。4年目の来季へ向け、打撃スタイルの変更を決断。その手始めとして19日にはミズノ社のバット工場に足を運んだ。目的は新モデルの“相棒”試作だ。

 「ホームランを増やしたい。もっと長打力がつくように打撃を変えたい。スイングの力はついているので、あとはどれだけミートできるか。打撃を変えることがメイン。その一部としてバットを変えるということ」

 3年目でリーグ2位の23本塁打をマークしても、まだまだ満足には、ほど遠いようだ。バットの変更点は「基本の型は変えない」とマイナーチェンジであることを前置きした上で、まず操縦性を重視して重心の位置を「ミドルトップぐらいからミドルくらいのイメージ」と手前側に移動。加えて、「重心を手前に落とすとなったら、その分、バット(の長さ)を伸ばせばバランスも取れるんじゃないか」と長さを33・5インチ(約85・1センチ)から33・75インチ(約85・7センチ)へと約6ミリ長くしたモデルも発注した。

 今季、キャリアハイとなる本数のアーチを描いたが、当の本人から言わせれば「23本じゃ、しょぼい」。試合の流れを一振りで変えることができる放物線の数が増えれば、最重視する打点も必然的に増えるであろうことは想像に難くない。年を追うごとのパワーアップと比例して上昇の一途をたどるスイングスピードに、バットの改良による安定性が加われば、鬼に金棒。球団生え抜き右打者では3人目となる4年目での30本塁打到達も、視界に入ってくる。

 「(ゴルフは)元に戻った感じですね。意味ないですね。戻るので、振りだしです」
 昨年は侍ジャパンの一員として「プレミア12」に参戦していたため、2年ぶりの参加となった球団ゴルフコンペのスコアはグロス121。前回の134からほぼ平行線となったが、打撃面では上昇曲線を描いてみせる。(石崎 祥平)

≪阪神入団4年目以内で右打者3人目30発の快挙へ≫

 ○…阪神の生え抜き右打者で、入団4年目以内にシーズン30本塁打を記録したのは、49年別当薫の39本(2年目)と、72年田淵幸一の34本(4年目)の2人だけ。森下が記録すれば、3人目の偉業となるが、どうか。

≪「ホームランゾーン」希望も佐藤輝明のキングに「言い訳できない」≫

 ○…森下は、甲子園への「ホームランゾーン」の設置についても言及した。18日の契約更改の場で大山が球団側に直訴した、打者有利となる外野フェンス前へのゾーンを「個人的には付けてほしい」と本音!?をチラリ。ただ、今季は左打者の佐藤輝が、右翼から左翼方向に吹く甲子園特有の“浜風”にも負けず40本塁打を放ってタイトルを獲得したとあって、「(佐藤)輝さんもホームラン王になっている。言い訳はできないと思う。甲子園をホーム球場にして、しっかり量産していきたい」と前を向いた。

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