古田敦也氏 試合中ベンチで直立不動…ノムさんに説教されまくった新人時代を回想 ある時、母が…

[ 2025年11月22日 18:47 ]

古田敦也氏
Photo By スポニチ

 元ヤクルト監督の古田敦也氏(60)が22日放送のニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。今も語り草となっている亡き恩師・野村克也監督(享年84)との“あの場面”について語った。

 ヤクルトひと筋18年間プレーし、選手兼任監督も務めた古田氏。プロ2年目の1991年にはセ・リーグ初となる捕手での首位打者に輝くなど通算2097安打を放った。

 恩師のノムさん同様に“打てる捕手”だった現役時代。だが、球界屈指の選手に育つ前には野村監督からとにかく説教されまくり、試合中にベンチ内で直立不動となって教えを受けている姿は今でもオールドファンの脳裏に焼き付いている。

 新人だったため最初はベンチの端に座っていたが、試合に出るようになるとベンチに毎試合響く「おい!こらぁ!古田ぁ~!ちょっと来い!」というノムさんの声。「試合中に立たされて怒られてたんですよ。それを(1年近く)ずっと続けてまして…」という“苦闘”の日々が始まった。

 兵庫県の実家で暮らす家族にとっては当時テレビで試合が全国中継され、息子の姿を見ることができるのは巨人戦だけ。だが、特に巨人に対して激しいライバル心を燃やしていたノムさんだけに自然と立たされて怒られる場面が多くなる。

 すると、愛する息子の姿をふびんに思ったのか。ある時、母に「あんた、なんでいっつも怒られてるの?なんで立たされてるの?ちゃんとしーや」と言われてしまった。

 「立たされている絵ヅラが人に心配をかけてしまうな、と思ったんで。これはもう近づこうと思って」

 この母の一言をきっかけに決意を固め、野村監督の前のベンチに座っている先輩に「すみません、ここ座らせてもらえませんか?」と頼み、端から呼びつけられて立たされ怒られるのではなく、野村監督の前に座ってアドバイスを受けることになった。

 そのため、その後は振り向きながら助言を聞くことに。「ここで怒ってるのに急に“立て!”とは…。たまには言われましたけど、激減しまして」と振り返り、「立たされるのは1年目の途中からは減りましたね。ないとは言いませんけど」と振り返った。

 番組の進行役を務めた煙山光紀アナウンサー(63)から「そこで逃げずに、絵ヅラのこともあったかもしれないですけど、一番怒る人のそばにいくっていう、そういう気持ちの強さもあったのかと」と指摘されると「そうですね」と古田氏。ノムさんの「こんなところで変化球くるわけないやろ!」などという自軍選手に対する試合中のボヤキも自身のリードや打撃に生かして「プラスになった」と明かしていた。

続きを表示

この記事のフォト

「ヤクルト」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月22日のニュース