大谷翔平の父・徹さん WS連覇祝福「最後まで自分の納得いく野球を」 8月にLA訪問で孫を抱っこできた

[ 2025年11月3日 02:30 ]

ワールドシリーズ第7戦    ドジャース5―4ブルージェイズ  ( 2025年11月1日    トロント )

<ブルージェイズ・ドジャース>笑顔でシャンパンファイトする大谷(AP)
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 社会人の三菱重工横浜で野手としてプレーし、大谷が所属した少年野球チームで監督を務めた父・徹さん(63)が、祝福のメッセージを寄せた。(取材・構成=柳原 直之)

 翔平、2年連続ワールドシリーズ制覇おめでとう!本格的な投手復帰は来年からでいいだろうと思っていましたが、まさかシーズン終盤にかけてここまで投げるとは思っていませんでした。何より健康にシーズンを通せたことが一番うれしく思っています。

 10月17日のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では打者では3本塁打、投手では10奪三振でシリーズMVPを獲りましたね。試合後に翔平も言ってましたが、出来過ぎです。あれを一度やってしまうと、また「次もやってほしい」となり、親としては、少し怖いな、少しかわいそうだなと思って見ていました。

 正直言うと、私も妻の加代子も翔平が投げる時はリアルタイムで見ていません。夜、自宅に帰ってから録画を見て「ああだ、こうだ」と言うのが日課です。打者の時は見られますが、勝敗に強く関わる投手の時は子供の頃から落ち着きません。翔平が本塁打を打つと、妻は「立派だ」「よくやった」と言いますが、私はどうしても文句を言ってしまいます。「高めのボール球を本塁打にしてしまったか。次は空振りするな」なんて。結果が良くても心配が先に立ってしまうんですよね。

 今年のポストシーズンは予定が合わず現地観戦することができませんでしたが、8月に監督をしている金ケ崎リトルシニアの子供たちを連れてロサンゼルスに行った時に、翔平と真美子さんに会い、球場で初めて孫を抱っこすることができました。うれしかったですね。「大きいね!」とびっくりしました。可愛くて、これから成長が楽しみです。

 翔平も31歳。野球選手としては全盛期だと思いますし、いずれ投打どちらかに絞る時が来るでしょう。投げられなくなったら外野手でもいい。練習すればきっとやれると思います。将来的にはメジャーリーグの監督を目指すのも悪くないなんて思っています。現役引退後も、イチローさんのようにずっと野球に携わっていてほしいです。野球から離れず、次の世代に何かを伝えていってもらえたらうれしいです。ただ、父親としての願いは一つです。ケガなく、健康で、最後まで自分の納得いく野球をやってくれれば、それで十分です。これからも応援しています。頑張れ、翔平!

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