佐々木朗希 大魔神以来の日本投手新人PS3セーブ 本拠“ロウキコール”に「見える景色も変わってきた」

[ 2025年10月17日 11:16 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦   ドジャース3―1ブルワーズ ( 2025年10月16日    ロサンゼルス )

ナ・リーグ優勝決定シリーズ<ドジャース・ブルワーズ(3)>9回に登板、試合を締めた佐々木(右)はスミスと握手する(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が16日(日本時間17日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦に3―1の9回から5番手として登板し、ブルワーズ打線を3者凡退に仕留め、ポストシーズン(PS)3セーブ目をマークした。セーブが公式記録となった1969年以降、キャリア最初の3セーブ全てをポストシーズンで挙げた史上初の投手となった。

 PS6試合目の登板となった佐々木は8回の攻撃時から入念に準備を進めて、最終回のマウンドへ。最初の打者・ボーンの3球目にこの日最速の99.8マイル(160.6キロ)を計測。カウント2―1から96.8マイル(約155.8キロ)直球で遊ゴロに仕留めると、大観衆からは自然発生的に「ロウキコール」が沸き起こった。

 大応援の中、続くフリリックを99.4マイル(約159.9キロ)直球で力ない遊飛に仕留め、最後はこの日2安打のダービンをスプリットで三振に斬った。佐々木は力強く右拳を握り、気合のこもった表情を見せ、捕手・スミスは派手なガッツポーズ。右腕はナインとマウンド付近でハイタッチを交わし、勝利の喜びを分かち合った。

 13日(同14日)の第2戦では2―0の9回から2番手として登板。1死からポストシーズン(PS)初めての四球を与え、二塁打、犠飛で1点を失い、2死一、三塁のピンチを残したままマウンドを降りた。PS登板5試合目で初めての失点を喫し、平均球速も157・7キロで9日(同10日)のフィリーズ戦から2・4キロも低下していた。

 「自分の気づかないところで投球フォームが、たぶん崩れてたというか、ちょっとズレがあったと思う。そこに気づけないままマウンドに上がってしまったので、スピードと、コントロールと、え、乱れたのかなと思う」

 しっかりと自己分析をした上で新たなマウンドに上がった。「何かかしらのズレがあって、そうなって、今回、前回登板から今日までの期間でピッチングコーチとも話して、うまく練習して、今日は良かったなと思います」と修正力を発揮した。

 日本投手の新人でのポストシーズン3セーブ目は00年佐々木主浩(マリナーズ)に並び、2人目。セーブが公式記録となった1969年以降、キャリア最初の3セーブ全てをポストシーズンで挙げたは史上初の快挙となった。「毎回、自分の思うようなパフォーマンスが出せるわけじゃないと思いますし、良い悪いの波はあると思うんで、その中でアウト3つをどう取るかを考えなきゃいけない」とリリーフへの考え方も確立してきた。

 背中を押してくれた「ロウキコール」はしっかりと耳に入り、力になっていた。「開幕してから特にドジャースタジアムではなかなか、思うようなピッチングができない中で、良いイメージがそんななかったんですけど、リリーフで復帰して、自分のパフォーマンスを出せるようになってから、見える景色も変わってきた。そこら辺は、すごく来年に繋がるのかなとは思ってます」と力強く胸を張った。

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