ブルワーズ中堅手「何が起きたか分からなかった」 無意識のプレーが生んだセンターゴロ併殺

[ 2025年10月14日 13:42 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   ブルワーズ1―2ドジャース ( 2025年10月13日    ミルウォーキー )

4回にセンターゴロ併殺を完成させ、笑顔でベンチに引き揚げるブルワーズのフリリック(AP)
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 43年ぶりのワールドシリーズ進出を目指すブルワーズは13日(日本時間14日)、本拠でドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦に1―2で敗れ、黒星スタートとなった。

 この試合で珍しいプレーが起きた。0―0の4回1死満塁、2番手・プリースターが四球と連打で1死満塁のピンチを迎えた。ドジャースの5番・マンシーは中堅へ大飛球を打ち上げ、中堅手・フリリックがジャンプしながら手を伸ばした。

 打球はグラブで跳ねて、フェンスに当たり、もう一度グラブへ。捕球を見届けてからスタートを切った三走のT・ヘルナンデスが本塁に滑り込んだが、中堅から好連係を見せ、本塁フォースアウト。二走、一走は中飛と認識し、スタートを切っておらず、捕手のコントレラスが三塁を踏み、記録上は“超レアケース”の「センターゴロ・ダブルプレー」となった。

 フリリックは「打球を追っていって、フェンス際まで行って、入るかどうかってところだった。とにかくプレーできるように位置を取って、ジャンプしたら、ボールがグラブの先にちょっと当たって、そのあと浮いてるのが見えたからつかんで、(遊撃手の)ジョーイ(オルティス)にすぐ投げた。(ドジャースの)テオスカー(ヘルナンデス)が三塁に戻ってタッチアップしようとしてるのが見えたからね。正直、壁に当たったとは思ってなかった。そのときは何が起きたのかよく分からなかった」と振り返った。

 その後、捕手のコントレラスがフォースアウト後にすぐに三塁へ走っていって三塁もフォースアウトとした。フリリックは「最高だったと思う。彼(コントレラス)はホームでアウトになったのを見て、もしかしたらボールが壁に当たったかもって思ったんだろう。それで三塁まで走っておこうって判断した。あれは正解だったし、やってくれてよかった」と話した。

 中堅フェンスからアウトにした経験を問われると「ランナーを刺したことはあるけど、フォースアウトは一度もないね」と語り、何が起きたかの把握については「まったく分かってなかった。(左翼)アイザック(コリンズ)に話しかけようとしてたけど、すごくうるさくて何も聞こえなかった。審判がマイクで説明してたときも、何言ってるのか全然分からなくて、とりあえずベンチに戻りかけた。ようやく何が起きたのか理解できたのは、1イニングぐらい経ってからだった」と語った。

 また、捕手のヘルナンデスは「打球が壁に当たったのはすぐに分かった。だから、当たった瞬間に“これはインプレーだ”ってすぐに判断できた。あとはみんながしっかり状況を把握して、最後まできっちりプレーを完結させてくれた。ほんと見事だったよ。ホームでフォースアウトを取って、そこから最後までプレーをやり切って三塁でもアウトを取った。あれは本当に完璧な締め方だった」と語った。

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