新庄日本ハム 連勝で福岡へ 8回レイエス逆転打「ヨッシャー!とても幸せ」

[ 2025年10月13日 05:26 ]

パCSファーストステージ第2戦   日本ハム5―4オリックス ( 2025年10月12日    エスコンF )

<日・オ>8回、逆転2点適時打を放ったレイエスを称える新庄監督(右から2人目)=撮影・木村 揚輔
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 「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」は12日、リーグ2位の日本ハムがファーストS第2戦で3位のオリックスを5―4で破り、2連勝で2年連続のファイナルS進出を決めた。1点を追う8回2死から3連打で逆転。フランミル・レイエス外野手(30)が右越えの決勝打で勝利を呼び、新庄剛志監督(53)は優勝争いで一歩届かなかったソフトバンクへの挑戦権をつかんだ。

 エスコンフィールドが沸きに沸いた。ファーストSを2連勝で2年連続の突破。ファイナルSで待つソフトバンクへの挑戦権を得た新庄監督も大興奮だ。

 「ふらついています。もう誰が活躍したとか、誰が抑えたとかは関係ない。(選手は)さらに成長したし、もっと良くなりますよ」

 殊勲打は本塁打&打点の2冠王・レイエスだ。1点を追う8回2死一、二塁で打席に立ち、自らに言い聞かせた。「レイエス、お前なら大丈夫」。岩崎の156キロの剛速球を捉えて右翼フェンス直撃の逆転2点打を放ち、一塁上で両手を掲げて大絶叫した。

 新庄監督は「さすが、打点王は頼りになりますね」と絶賛し、フルカウントでスタートを切って一気に生還した一塁走者・矢沢にも「矢沢君じゃなかったらと思うと、ぞっとする」と称えた。

 レイエスは「ファイターズが居場所をつくってくれる限り、ずっとファイターズにいたい」と言うほど、チームと北海道を愛する。この日は午前4時に起床。高層マンションの上層階にある自宅で1杯のコーヒーを飲み「この高い景色のように自分も高い場所に行くと言い聞かせた」と下克上での日本一へ集中力を高めた。

 ファーストSまでの期間、札幌市内の路上で多くのファンに「頑張って」と声をかけられたことも力になった。シーズン終盤は詰まり気味だったことを考慮し、CSから「バット軌道がスムーズに出る」と魚雷バットに変更したことも奏功。2試合で6打数4安打2打点の貢献に「ヨッシャー!とても幸せ」と喜びを爆発させ、ファイナルSへ「マダマダ。僕たちは絶対に大丈夫」と頼もしかった。

 リーグ連覇を許したライバルが待つ福岡に乗り込み、15日に初戦を迎える。新庄監督は「このノリでもう行きたいぐらい。(日程)変更できるかな」とおどけ「小久保監督も最後の最後までプロ野球が盛り上がってくれたら…という気持ちは一緒」と好勝負を思い描いた。昨年のファイナルSで3連敗を喫した借りは、必ず返す。(田中 健人)

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