ソフトバンク 栗原陵矢 月間MVP最有力候補 絶好調男が日本一導く

[ 2025年10月12日 06:00 ]

特打を行うソフトバンク・栗原 (撮影・成瀬 徹) 
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 ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)が11日、ポストシーズンの戦いで“ラッキーボーイ”になりたい意欲を語った。15日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)に向けた全体練習に参加。居残り特打では快音を響かせた。今季は右脇腹痛による離脱などで80試合出場にとどまったが、9、10月は打率・359、3本塁打、20打点と活躍。乗っている男が短期決戦でも大暴れする。

 みずほペイペイドームで行われた全体練習後、栗原は志願して居残り特打を行った。観客がいない静かな本拠地に快音が響く。打ち終えると汗を拭いながら15日から始まるCSファイナルSに向けた思いを口にした。

 「山川さんも言ってましたが、ラッキーボーイ的な存在になれればと思います」

 今季は右脇腹痛による離脱があり、80試合出場で打率・267、8本塁打、40打点と満足いく成績を残せなかった。それでも8月末に戦列復帰してからは本領を発揮し、チームの連覇に貢献した。

 復帰前のファーム調整中には小久保監督から「“最後おいしいところを持っていったな”ということをイメージしてやってほしい」とメッセージを送られた。9・10月は24試合出場で打率・359、3本塁打、20打点と活躍。見事に期待に応え、月間MVP最有力候補だ。この日、指揮官も「言ってみるものですね。それだけの力がある選手ということ」と称えた。

 ポストシーズンの戦いでも乗ってる男に期待がかかる。「(9月は)今年あまりなかった1カ月だったかなと思います。いいスイング、いい打球は打てたかなと思います」。好調を持続している打撃でチームを勝利に導くつもりだ。

 短期決戦では「切り替えが凄く大事になってくると思います」と話した。昨年の日本ハムとのCSファイナルSは3試合で計13打数1安打と結果を残せなかったが、チームは3連勝で突破。20年の巨人との日本シリーズではMVPを獲得した。ポストシーズンでは酸いも甘いも経験している。

 「何が起こったとしても常に前を向いてやりたいです。勝ったら何でもいい。自分ができることをしっかりやりたいし、うまく自分も切り替えをしながら、みんなと声をかけ合いながらやりたいと思います」

 電光掲示板を指さして「あれ(個人の成績)もゼロになりますし、気持ち良くいきます」と笑った。苦しみながら最後に底力を見せたシーズン。締めくくりの戦いでも打ちまくり、5年ぶり日本一をつかみ取る。 (木下 大一)

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