マリナーズ「代走だと思っていた」リバスが代打の代打で殊勲の同点打 28歳の誕生日に「最高の日だ」

[ 2025年10月11日 19:36 ]

ア・リーグ 地区シリーズ第5戦   マリナーズ―タイガース ( 2025年10月11日    シアトル )

7回、同点打を放ち、雄叫びを上げるマリナーズ・リバス(右)(AP)
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 試合時間は4時間58分。マリナーズが総力戦を制し、01年以来24年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

 2―2の延長15回、1死満塁で右前にサヨナラ打を放った4番・ポランコがヒーローだ。と同時に、意外性満点の男もチームの勝利に貢献していた。

 1点を追う7回。2死一、二塁の好機で、マ軍のダン・ウィルソン監督は7番の指名打者ガーバーに代えて、左打者のカンゾーンを代打に送った。

 するとタ軍のA・J・ヒンチ監督もすかさず動き、左腕のホルトンを投入。ここウィルソン監督はコーチの進言を受け、右打者のレオ・リバス内野手を「代打の代打」に送った。

 これが自身のポストシーズン初打席。「準備はしていたけど、てっきり代走(での出場)だと思っていたよ」。結果は殊勲の左前適時打。試合を振り出しに戻し、延長戦での劇勝につなげた。

 実はリバスはこの日が28歳の誕生日。「目が覚めた時、『今日はいい日になる。誕生日を祝うには最高の日になる』と思ったんだ。試合を通して、そのメンタリティを貫き通したよ」。

 ベネズエラ出身。身長1メートル73と小柄で、マイナーで8年間プレー。通算776試合、2661打席をマイナーで経験したすえに昨年、ついにメジャーデビューを果たした。

 今季は傘下3Aタコマでプレーしていたが、ベンチ入り枠が拡大された9月にメジャーに再昇格。同10日のカージナルス戦では延長13回にサヨナラ本塁打を放っており、まさにラッキーボーイといえる。

 試合後のシャンパンファイトでは、チームのリーグ優勝決定シリーズ進出と自身28歳の誕生日を祝ったリバス。「最高の日だ。最高だよ(Best day ever, Just awesome)」と喜びに浸った。

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