大谷翔平vsルサルド再戦へ 新球スイーパーで進化した左腕 今季15勝のフィリーズ2番手先発

[ 2025年10月6日 10:57 ]

フィリーズ・ルサルド(AP)
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 ナショナルリーグ地区シリーズ第2戦(6日=日本時間7日)でフィリーズの先発マウンドに上がるのは、昨年12月にマーリンズからトレードで加入した左腕ヘスス・ルサルド(28)だ。アスレチックス、マーリンズと下位チームで経験を積んできたルサルドだが、今季は強豪フィリーズの一員として15勝7敗、防御率3.92の好成績を残した。

 今季、飛躍の要因となったのはアームアングルの大幅な変更だ。昨年まで39度だったリリース角度を33度に下げた上に、これまで持ち球にしていなかったスイーパーを新たに導入。全投球の31%を占め、とりわけ左打者に対しては実に52%を投じている。

 ルサルドは大リーグ公式サイトの取材にこう語っている。「昨年はアームアングルを上げたけど、背中の調子が悪くなった。だから自分にしっくり来る低めのスロットに戻したんだ。さらにスイーパーを投げるようになって、自然な感覚に落ち着いた。腕への負担も減ったよ」。

 この新球は空振り率43.7%、被打率.178と圧倒的な数字を誇る。ただし、今年習得したばかりの球だけに安定しない時期もあった。「シーズン中盤にはストライクが入らなくなることもあった。でも今は動きが安定してきて、どう投げればいいか感覚がつかめてきた」と語る。

 ちなみに、ドジャース・大谷翔平との通算対戦成績は14打数2安打6三振、打率.143。ただし、その2安打はいずれも本塁打だ。今季も7打数1安打だが、9月17日には88.9マイル(約144.7キロ)のスイーパーを中堅右へ運ばれ、今季51号を記録された。果たして第2戦の結果は?ルサルドか、それとも大谷が再び一発で打ち砕くのか――注目が集まる。

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