ソフトバンク・有原航平 感謝の「どすこい」パフォ 「本当に助かりました」 山川V満弾で2年連続最多勝

[ 2025年10月6日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―2ロッテ ( 2025年10月5日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>7回、勝ち越し満塁弾を放った山川(右2人目)を迎える柳田(左端)、有原(右端)らソフトバンクナイン(撮影・西川 祐介)
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 ソフトバンクの有原航平投手(33)が5日、ロッテ戦で14勝目を挙げ、2年連続で最多勝のタイトルを獲得した。粘り強く6回を4安打1失点(自責0)に抑えた。気迫は打線に伝わり、1―1の7回に山川穂高内野手(33)が満塁本塁打で援護。今季最終戦で日本ハム・伊藤と勝ち星が並んでタイトルを手にした。パ・リーグは同日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、リーグ2連覇のソフトバンクは8選手がタイトルを獲得した。

 あの冷静沈着な有原がベンチ前で山川のおなじみ「どすこい」パフォーマンスに加わった。左翼スタンドのファンへ向かってポーズを披露。最高の笑みがはじけた。
 「僕自身もっと勝てる試合があった。これはもう本当にチームに感謝するだけ」

 1―1で迎えた7回の攻撃。最多勝のタイトル獲得へ、勝利投手の権利を手にしていなかった有原は裏の守りに備えてキャッチボールをしていた。2死満塁となり、山川がグランドスラム。エースはガッツポーズ、万歳をすると、柳田が駆け寄って来てハイタッチを交わした。ダイヤモンドを一周する山川に向かっては帽子を取ってお礼した。「ギータさんの本塁打を守り切りたいと思ったけど1点取られた。ああいうところで打ってくれて本当に助かりました」と感謝した。

 初回、柳田の先頭打者アーチで1点を先制してもらったが、味方の失策が絡んだ4回に上田から適時打を浴びて同点とされた。それでも粘って5、6回を計4奪三振など完全投球。6回4安打1失点の力投で14勝目をマークし、日本ハム・伊藤に並んで2年連続の最多勝に輝いた。

 2年連続で開幕投手を託されたが、ロッテに打ち込まれる苦しいスタートだった。復調して6月3日の中日戦から8月9日の日本ハム戦まで8連勝。4月11日のロッテ戦から24試合連続でバッテリーを組んだ5歳下の海野は「しっかり話を聞いてくれて受け入れてくれる。勝ち数も懐の深さも有原さんの凄さ」と称えた。

 投手陣の後輩とも積極的に意見交換を行った。昨年まで単独で自主トレを行ったが、今春初めて松本晴らと合同で自主トレ。「自分の考えと相手が見ていることは結構違うなと。ズレを修正しやすかったし“僕はこうやってるよ”と言うことで自分も再認識できた」と振り返る。

 試行錯誤を繰り返しながら先発ローテーションを守り抜き、投球回175はチームトップだ。「勝ち負けがつくイニングを1年間しっかりと投げられている」と充実感に浸った。(井上 満夫)

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