ソフトバンク・杉山一樹 「うれしい」“強運”初タイトル 4点差シチュエーションもセーブ付いた

[ 2025年10月6日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―2ロッテ ( 2025年10月5日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>試合を締めた杉山(右)(撮影・篠原 岳夫)
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 守護神はリリーフカーには乗らず、マウンドまで走った。5―1の8回に3番手・上茶谷が2死一、三塁のピンチを背負い、期せずしてセーブが付く場面となった。ソフトバンク・杉山は藤岡に右前適時打を浴びるも、山口を空振り三振に料理。9回を無失点に抑えて31セーブ目を挙げ、西武・平良と並びセーブ王となった。

 「まずはうれしいですね。投げられるだけでラッキーかなと思って投げました」

 ブルペン内では「走者2人が出たら行くよ!」と言われ、8回から肩をつくった。出番が巡ってきて役目を果たし、7年目で初のタイトルを手にした。小久保監督は「彼も獲りたいという気持ちが強かった。いやぁ、なかなかないこと。無理やりシチュエーションをつくるわけにもいかないし」と笑みを浮かべ喜んでいた。

 オスナの不調で6月10日の巨人戦からクローザーを託された。小久保監督、倉野コーチの言葉が常に胸の奥にある。「別に四球出してもいいからゼロで帰って来い」。制球が課題だった右腕は思い切り腕を振れるようになった。「別に緊張しないし、お客さんの声も聞こえないんです」とゾーンに入ると誰にも止められない。

 リーグトップ65試合に登板した鉄腕は「チームを勝ちに導く積み重ねですかね」と笑った。

 ▽セーブが付く条件 セーブは自らのチームが勝った試合の最後に投げ、なおかつ勝利投手にならなかった投手に与えられる。その上で(1)自チームが3点以内のリードで登板し、最低1イニングを投げた場合(2)登板時に迎えた打者と、次の打者に本塁打を打たれると同点もしくは逆転される状況でリードを保った場合。このケースではイニング数は関係しない(3)最低3イニングを投げてリードを保った場合。このケースではどれだけ得点差がついていてもセーブが与えられる。

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