1位候補浮上の毛利海大ら、明大のドラフト候補5人衆がプロ志望届提出 16年連続指名有力

[ 2025年10月1日 09:40 ]

明大・毛利(撮影・松永 柊斗)
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 明大のドラフト候補5人が大安の1日、そろってプロ志望届を提出した。1位候補にも浮上している毛利海大投手(福大大濠)、打てる捕手として注目される小島大河(東海大相模)に150キロを連発する抑え役の大川慈英(じぇい=常総学院)、大型右腕・高須大雅(静岡)、左腕・久野悠斗(報徳学園)の5選手。

 毛利は今年になって急成長。春は6勝無敗、防御率1・34でベストナインと最優秀防御率のタイトルを獲得。日米大学野球でも最優秀投手賞に選ばれ明大のエース左腕としてチームを引っ張っている。秋も東大、慶大戦で先発して2勝。通算でも12勝2敗、防御率1・37と安定。118回でイニングと同じ118奪三振と左腕から三振が奪えるのも魅力。慶大1回戦では無死満塁のピンチに相手クリーナップを三者三振に仕留めた投球は圧巻。地元のソフトバンクが熱心で在京のスカウトも「マウンドで自信が見える。バタバタしなくなったしストレート、変化球とも勝負できる」と高評価している。

 大学日本代表の常連、小島の評価も高い。春は脇腹を骨折しながら打率・316、3本塁打、7打点と数字を残した。今季は打率・538、1本塁打と4番らしい働き。通算でも63試合に出場して打率・346、7本塁打、50打点と“打てる捕手”の実力を発揮している。高校2年まで二塁手だったことから「捕手が基本だが、打撃を生かして二塁や三塁を守らせる案もあるのでは」と言うスカウトもいる。

 150キロを超えるストレートにカット、チェンジアップで相手を圧倒する“抑えのJ”大川も得がたい存在。春の最終戦で左足甲を骨折しケガ明けの状態のためまだ本来の投球ではないが、春の投球を見れば即戦力なのが分かる。秋も慶大戦で連投、最後をしっかり締めた。

 肩の状態が良くなく秋はまだ登板のない高須だが「3年春の投球ならドラ1間違いない」(在京スカウト)とポテンシャルの高さはピカ一。1メートル92の長身も魅力で8月の中京大とのオープン戦では152キロをマークしている。昨年4月のトミージョン手術から神宮のマウンドに戻ってきた久野。球速は130キロ台と本来の姿には戻っていないが、こちらも素質型。ストレートが戻ってくれば十分プロの一軍で戦える左腕だ。

 リーグ戦中ということで「今はリーグ戦。プロのことより、悔しい思いをしてきたので全勝で優勝したい」と毛利はリーグ戦に集中宣言。残る法・早・立との3カードに全力を注ぐ。昨年まで15年連続でプロからの指名を受けてきた明大。野球部を育てた島岡吉郎元監督(故人)の「ウチはプロの養成所じゃないんだ」は基本だが、連続指名16年は間違いない。

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