DeNA・三浦監督 今季限りで退任 V逸でけじめ、球団も了承 後任人事はこれから

[ 2025年9月30日 05:30 ]

DeNA・三浦監督
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 DeNAの三浦大輔監督(51)が今季限りで退任することが29日、分かった。就任5年目の今季は2試合を残して2位が確定。昨季に続く日本一の可能性は残されているものの、阪神に独走を許してリーグ優勝を逃した責任を取って辞任を申し入れ、球団側も了承した。後任は未定で、球団は新監督の人選に着手する。

 三浦監督は前夜、マツダスタジアムで広島に勝ち、CSを本拠地で戦う2位を確定。その試合後に選手、スタッフを集めて辞意を伝え、選手らも驚きを隠せなかったという。目標に掲げた27年ぶりのリーグ優勝を果たせなかった責任を負って決断。現役時代から「ハマの番長」と親しまれた指揮官らしく、潔くけじめをつけた形だ。

 南場智子オーナーもこの日、Xで「三浦監督から来季以降について辞意の申し出があり、球団としてこれを受理致しました」と報告。4年連続のAクラス入りに導いた生え抜きの指揮官について「ベイスターズを新たなステージに導いてくださいました」と感謝の投稿をした。電撃辞任を受け、後任は未定。球団は後任探しに着手するが、人選を含めて時間がかかりそうだ。

 昨季、三浦監督はレギュラーシーズン3位からCSを勝ち抜き、日本シリーズでもソフトバンクを撃破。10年のロッテに続く「史上最大の下克上」を成し遂げ、26年ぶりの日本一に導いた。11月末に横浜市内で開催されたパレードでは「来年こそはリーグ優勝から日本一になり、またここに戻ってくる」と誓った。就任5年目を迎えた勝負のシーズン。前半戦終了時点で首位・阪神に9・5ゲーム差をつけられても「2位じゃ駄目」と優勝にこだわり続けた。球団初の4年連続の70勝に到達し、巨人との2位争いも制した。それでも阪神に最後まで独走を許し、優勝を逃した責任を重く受け止めた。

 シーズン最終戦となる、あす10月1日の本拠地・横浜スタジアムでのヤクルト戦後のセレモニーでファンにあいさつをする。CSは同11日から始まるファーストステージで3位・巨人と対戦。ハマの番長は2年連続の「下克上日本一」を成し遂げ、置き土産とする。

 ◇三浦 大輔(みうら・だいすけ)1973年(昭48)12月25日生まれ、奈良県出身の51歳。高田商から91年ドラフト6位で大洋(現DeNA)に入団。98年は12勝を挙げ球団38年ぶり日本一に貢献。05年に最優秀防御率、最多奪三振。16年限りで現役引退。通算成績は535試合で172勝184敗、防御率3.60。04年アテネ五輪日本代表。19年にDeNAの1軍投手コーチに就任し、20年は2軍監督で21年から1軍監督。右投げ右打ち。

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