グラスノー レジェンドの魂受け継ぐ「年間を通して全力を尽くす姿勢は素晴らしい」 5回4失点で4勝目

[ 2025年9月21日 14:31 ]

ナ・リーグ   ドジャース7―5ジャイアンツ ( 2025年9月20日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>力投するドジャース・グラスノー(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャースのタイラー・グラスノー投手が20日(日本時間21日)、本拠でのジャイアンツ戦に先発。初回に4点を失ったが、味方の援護を得て、5回7安打4失点で4勝目をマークした。9月8日のロッキーズ戦から3戦3勝とプレーオフに向け、状態を上げてきた。

 納得のできる投球内容ではなかった。「今日の試合は感触をつかむのが難しかった」と首をかしげた。初回に2安打と四球で1死満塁のピンチをつくると、5番・エルドリッジにメジャー初安打となる左越えの走者一掃二塁打を許し、先制点を失う。その後も制球が安定せず、押し出し四球でこの回4点を失った。

 2回以降の4イニングは得点圏に走者を背負うことなく、安定した投球を見せたが「全体的にうまくいかず、少なくともボールの出どころは安定していたが、正直なところ特に何かがあったわけではない。ただ、とにかく全力で戦うことだけを意識して臨んだ。結果的にリズムを取り戻せたが、まだ少し変な感じもある」と不満も。ただ打線が一発攻勢で追い上げ、4―4の5回にエドマンが勝ち越しのソロ本塁打。5回でマウンドを降りたグラスノーに白星がついた。自身にとってもチームにとっても大きな勝利に「でも勝てて良かった」と最後は笑顔だった。

 熱い思いを胸にマウンドに上がった。ドジャース一筋18年、通算222勝のレジェンド・カーショーが前日の19日(同20日)に今季限りでの引退を発表し、会見を行った。ロサンゼルス出身のグラスノーにとってカーショーはレジェンド以上の存在だった。「地元出身で、子どもの頃からテレビで彼を見ていた。彼はいつもお気に入りの選手の一人だった。今、ドジャースタジアムを歩き回り、一緒にプレーできるのは夢のようだ」と声を弾ませる。「全てが終わった時に改めて実感するだろうが、彼は素晴らしいチームメイトだ。仕事への取り組み方や姿勢、18年間もの間変わらず集中してプレーする姿勢には感銘を受ける」と先生のような存在でもあった。

 学んだことは今後の野球人生で必ず生かす。「彼は良いピッチャーで、競争心や勝ちたいという気持ちは入団初日と変わらない。18年間、常に集中力を保ち続けている。日々、年間を通して全力を尽くす姿勢が素晴らしい」。前日の会見は、多くのチームメートともに会見場で見届けた。「インタビュールームで彼がチームメイトと話しながら感極まっている様子を見たのは、本当に特別な経験だった。チームにとって、そして彼自身のキャリアにとって、この瞬間がどれだけ意味のあるものかを感じられた。遠くから見守っていただけでも、とても励みになった」とグラスノー自身も感無量だった。

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