阪神・伊藤将司、CS登板へ黄信号 ヤクルト相手に8失点「言うことないです」これで8試合連続白星なし

[ 2025年9月22日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1―8ヤクルト ( 2025年9月21日    神宮 )

<ヤ・神>2回、山田に左越えソロを浴びた伊藤将(撮影・大森 寛明)五
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 本調子からは、ほど遠い投球内容となった。10月15日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)での登板へ向け、阪神・伊藤将に黄信号がともった。試合後、小雨の降る中、タオルを頭からかぶった左腕は、言葉を絞り出した。

 「そうですね…言うことないです。いいところもあったけど、走者を出してから粘れるようにならないと」

 試合前時点で、今季5試合登板2勝0敗と好相性を誇っていたヤクルト打線につかまった。10日DeNA戦以来、中10日で上がったマウンド。0―0の2回先頭で山田に先制の一発を浴びると、なおも1死一、三塁とされて1番・並木に三遊間を破られ2点目を失った。さらに5回は4連打を含む7長短打を食らって0―7とされ、なおも2死一、二塁で降板。後を受けた工藤もこのイニング2度目の打席に入った内山に四球を与えて満塁とされ、北村恵に押し出し死球と精彩を欠いた。大量6失点。不運な安打もあったとはいえ、甘く入ったボールをことごとく痛打された。

 被安打14と8失点は自己ワースト。これで3試合連続のノックアウトとなり、7月13日ヤクルト戦以降、実に登板8試合連続で白星から遠ざかる。

 レギュラーシーズン残り6試合。ここにきて、先発陣に不安要素が残る。CSファイナルSでは先発6人を用意するのが一般的で、村上、才木、高橋の3人はすでに当確と見られる。一方で、残り3人は決め手を欠く。候補は大竹、伊藤将、ネルソン、デュプランティエ、早川ら。この日の伊藤将が精彩を欠いたこともあって、首脳陣の苦悩は深まるばかりだ。

 「コースとかにしっかりいって(いた球もあった)。良かったとは思います」と伊藤将。直球の質には一定の手応えもにじませた。ポストシーズンは刻一刻と迫っている。下を向いている暇はない。(石崎 祥平)

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