阪神・佐藤輝明 「猛虎最高の三塁手」狙う! 100試合以上出場で失策6はオマリー、大山に並ぶ球団最少

[ 2025年9月22日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1―8ヤクルト ( 2025年9月21日    神宮 )

<ヤ・神>4回、並木の打球を処理する佐藤輝(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 阪神・佐藤輝明内野手(26)が21日のヤクルト戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場し、8回の第4打席で右前打を放って「蓄積疲労によるコンディション不良」から復帰後初で、13打席ぶりの安打を放った。三塁の守備でも軽快な動きを披露。6回無死から今季6失策目を記録したが、残り6試合をこのまま終えれば「三塁100試合以上出場選手」では92年オマリー、18、20年の大山に並ぶ球団最少記録となる。猛虎最高の三塁手の勲章も、近づいてきた。

 降りしきる雨の中、佐藤輝はタオルをかぶり帰路を急いだ。2度、合計58分間の雨による中断があり、その時には時計の針が午後10時15分を回っていた。ゲームセットを迎えても、いつもは黄色く染まったままの三塁側スタンド。途中帰宅の虎党が多く、この夜ばかりはまばらだったが、雨粒に混じって降り注ぐ声援に、主砲は表情を緩ませた。

 「まあまあ、そう(2度の中断で気持ちの維持が難しかった)ですね。難しい試合ではありましたけどね」

 17、18日の広島2連戦を蓄積疲労によるコンディション不良で欠場し、19日のDeNA戦で戦列復帰。20日同戦と2試合続けて無安打だった佐藤輝のバットが、ようやく目覚めた。1―8の8回1死一塁。大勢は決しながらも、松本健から意地の右前打。13打席ぶりに響いた快音は、残り2本、4打点に迫った「40号&100打点」へ向けたリスタートの号砲になりうる。

 打つだけではない。今季の背番号8は、守備での成長曲線が著しく右肩上がりだ。この日、6回無死から伊藤の痛烈な三ゴロを後逸し「E」ランプをともしたものの、4回1死一塁では華麗な堅守を披露。並木が叩きつけた高いバウンドのゴロを捕球し、ノーステップで二塁転送してピンチ拡大を防いでいる。今季105試合目の三塁出場でわずか6失策。残り6試合をこのまま終えることができれば、球団の「三塁100試合以上出場選手」では92年オマリー、18、20年大山に並ぶ最少記録となる。それはつまり「猛虎最高のホットコーナー」に名を連ねることを意味する。

 待ちわびた対戦も、22日に実現する。21~24年に共闘したヤクルト・青柳が、阪神戦初先発のマウンドに上がる。7月末、先輩の日本復帰が決まった際には「向こうも必死に抑えにくると思う。負けないように頑張りたい」と意気込んでいた。この日の試合前には再会し、談笑した上で、健闘も誓い合った。「イメージを膨らませながらいきたい」とも語っていた佐藤輝。青柳から痛快な一撃を放って本来の姿を取り戻し、「40―100」達成へラストスパートをかける。(八木 勇磨)

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年9月21日のニュース