山本由伸 5回1/3を1安打無失点、自己ワースト6四球も粘りの投球 引退発表カーショーともグータッチ

[ 2025年9月19日 12:38 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2025年9月18日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>力投するドジャース・山本(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース山本由伸投手(27)が18日(日本時間19日)、本拠でのジャイアンツ戦に先発。細かい制球力や、微妙な判定に苦しみ、自己ワーストの6四球を出しながらも、粘りの投球を展開。12勝目こそ、挙げられなかったが、5回1/3を1安打無失点と確実に試合をつくった。

 初回、簡単に2死を取ってから3番・アダメズにカウント3―1から自信を持って投じた外角97.2マイル(約156.4キロ)直球はボールと判定。表情をこわばらせ、わずかに首をかしげた。四球で出塁を許すと、続くチャプマンにはストレートの四球。2死一、二塁から5番・エルドリッジはカーブで空振り三振に仕留めたが、初回に25球を要した。

 3回は先頭のラモスをシンカーで二ゴロ。1球でアウトを取ると、わずか9球で初めての3者凡退。4回には2四球を出しながらも、いずれもスプリットで2つの三振を奪うなどリズムを取り戻した。6回、先頭のアダメズの際に球数は100球に達したが、そのまま続投。次打者を三振に仕留めて、ドライヤーにマウンドを譲った。

 ベンチでは大谷翔平、この日、今季限りでの現役引退を発表したカーショーともグータッチ。チームが勝つ確率を高める投球内容に笑顔だった。

 まさにリベンジの舞台だった。今月12日(同13日)の前回登板も相手はジャイアンツ。初回1死一塁から適時二塁打を浴びたが、最速97・8マイル(約157.4キロ)の直球を軸に、その後は一人の走者も許さぬ完全投球を展開。7回1安打1失点と支配的な投球を見せたが、通算265勝のレジェンド・バーランダーとの投げ合いを制することはできなかった。

 ポストシーズンの戦いに向け、確実に調子を上げてきている。前回登板では19年ダルビッシュ(カブス)に並ぶ、日本投手歴代3位の3戦連続2桁奪三振を記録。2年目で規定投球回に初めて達し、3戦連続7回以上1失点以下と抜群の安定感を示した。3試合連続で7回以上を投げ1失点以下かつ2桁奪三振は15年カーショー以来、球団史上5人目。2試合連続で7回以上で被安打1以下は、球団では1925年のダジー・バンス以来100年ぶりの快投だった。

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