【阪神・中野拓夢 優勝インタビュー(上)】藤川野球は矢野元監督と岡田前監督のいいとこ取り

[ 2025年9月8日 18:15 ]

<神・広23>優勝を決め、中野と抱き合う藤川監督(撮影・岸 良祐) 
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 阪神・中野拓夢内野手(29)が2年ぶりのリーグ優勝に際し、合同インタビューに応じた。5年目の今季、攻守で存在感を示した選手会長がシーズンを通して感じた藤川野球のカラーとは――

 ――全試合出場(9月8日現在)で2年ぶりの優勝

 「まずはケガなく無事に1年間戦えたということはすごく良かった。昨年の結果が自分としてはすごく納得のいかない結果だったので、今年はなんとしてもという気持ちが個人的に強かったので、やり返そうという気持ちでやっていた」

 ――選手会長の立場としてもけん引した

 「引っ張っている感覚は自分ではない。どちらかといえば言葉でよりはプレーで引っ張っていくのが自分のスタイルだと思っている。結果的に引っ張れたらいいな、ぐらいの気持ちではいた。チームがうまく回っていたので、そこは良かった」

 ――年齢では2学年上の大山と近本、2学年下の佐藤輝、4学年下の森下の間。上下に挟まれる中でどんなふうにチームを見ていた?

 「先輩方にすごくやりやすい環境をつくっていただいている。自分としても後輩がのびのび野球をやれる状況が一番いいと思っているので、あまりプレッシャーを感じることなく、ほんとに野球を楽しんでやってほしいなというのはすごくある。自分は雰囲気づくりを含めて上の人たちが雰囲気をつくってくれているおかげで、のびのび野球ができたのかなと思います」

 ――2年前の優勝と主力メンバーがあまり変わっていない。チーム全体で成長したと感じる部分は

 「個人個人やるべき役割を分かっていると思いますし、一昨年の優勝を経験したのが、選手的にはすごく自信になっている。そういった中で、自分たちである程度、この状況だったら何をしたらいいのかというのを把握した状態で試合に臨めたと思う。そこが一番強かった要因かな」

 ――昨年までの岡田阪神と今年の藤川阪神の違いは

 「作戦面はあまり大きく変わるというところはないですけど。盗塁に関しては、すごく積極的にいっていいっていうことは言われている。そこの違いをすごく感じる」

 ――シーズン前に藤川監督と会食した。今年の試合の入り方の違いは

 「監督の思ってることであったり“何かあったら全然言ってきてくれていい”というのはその場で言われていたので。コミュニケーションを取れたということは、やりやすい環境にしていただいてる。ある程度、監督の考えてることは、就任される前から分かってはいたので。そこは良かった」

 ――矢野さんには「積極性」。岡田さんは「普通の野球」というカラーがあった。藤川監督のカラーは

 「いい意味で矢野さんと岡田さんのカラーが混ざっているじゃないですか。積極性もありながらチームが一つのミスで崩れないように細かいところも見ていらっしゃるなと。矢野さんのような積極性もありながら、岡田さんのような堅実さも兼ね備えている方だなと思います」

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