阪神・超優良助っ人デュプランティエ 2人の通訳が語る彼の凄さは「呼吸法」と「学ぶ力」

[ 2025年9月8日 11:55 ]

セ・リーグ   阪神2―0広島 ( 2025年9月7日    甲子園 )

阪神の中西通訳とデュプランティエ(撮影・後藤 正志)
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 来日1年目のデュプランティエは前半戦だけで6勝を挙げた。先発陣の一員として快進撃の原動力となった。そんな助っ人の“素顔”を知る中西等々(とうら)通訳は「感情のコントロールが凄い」と証言。不本意な投球に終わった後も、わずか数分間で冷静さを取り戻す。自身の好不調に左右されることなく、チームや仲間のことを思う言動が際立つと明かした。

 「落ち着く呼吸法を勉強しているようです。負のオーラを出すとか、周りを嫌な空気にしない。逆に、チームを盛り上げたいときはガッツポーズをして感情を出したりできる。また、周りのために動ける人でもある」

 その人柄を表すエピソードがある。少しシャイな性格のネルソンを投手陣の輪に優しく誘導したり、ある休日には気分転換を促し、東京スカイツリーに連れて行ったこともあった。同通訳は「デュープ自身も来日1年目なのに。ここまで周りが見える外国人選手はなかなかいない」と何度も驚かされた。

 また、藤本享也通訳は名門・ライス大出身の31歳右腕の「学ぶ力」に目を細める。自身の携帯電話に学習した日本語をまとめ、自分だけの「和英辞典」を作成。野球でも仲間から聞いた練習法などを同じようにまとめるだけでなく即実践する。「だからこその活躍です」とは藤本通訳。超優等生には日本球界で結果を残せる確かな理由があった。(松本 航亮)

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