ソフトバンク・栗原陵矢が復帰即V撃!右脇腹痛から2カ月ぶりも1打席目でいきなり

[ 2025年8月30日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3-1ロッテ ( 2025年8月29日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ 21>2回、栗原は先制適時打を放つ (撮影・西川祐介)
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 ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)が29日、ロッテ戦で右脇腹痛から約2カ月ぶりに復帰し、決勝タイムリーを放った。2回2死二塁の好機で先制の中前打。9回にも中前打を放ち、復帰初戦から2安打1打点と活躍して2連勝に貢献した。昨季9、10月度の月間MVPを獲得した勝負強い男の復帰は心強い。首位のチームは1ゲーム差の2位・日本ハムとそろってリーグ70勝一番乗りとなった。

 一塁ベース上で軽く拳を握った。1軍に帰ってきた栗原が、いきなり第1打席から快音を響かせた。

 「覚悟を持って来ましたし、練習から集中してやってました。今日はいい内容だったと思う。これを続けていきたい」。0―0の2回2死二塁の好機で打席が回ってきた。フルカウントからロッテの先発・ボスの148キロ直球を捉え、中前にはじき返した。

 9回にも中前打を放ち、4打席で2安打1四球。しっかりと存在感を示した。「緊張する場面が最初の打席だった。なかなかファーストスイングを仕掛けられなかったんですけど、追い込まれながらも何とか良い形でカウントを進められたのが良かったかなと思います」。チームを勝利に導く活躍を見せ、少しホッとした表情を浮かべた。

 オープン戦で右脇腹などを負傷して4月中旬に復帰したが、7月2日の試合前に再び右脇腹を痛めた。約2カ月の不在の間にチームは激しい日本ハムとのデッドヒートを繰り広げ、最終盤の戦いに突入している。今季は打撃面でも苦しんできたが、激しい争いに覚悟を持って加わった。幾度となく大舞台を経験している栗原でも強い緊張感で試合に臨んでいた。

 初回2死で高部の三ゴロを捕球後、一塁送球がハーフバウンドとなり、中村が好捕した場面があったが、その際にふくらはぎを軽くつっていた。それほど気持ちが張り詰めた状態だった。カンフル剤として期待し、昇格即スタメンで起用した小久保監督は「いい活躍でしたね」とニッコリ。栗原の復帰戦にかける思いも伝わっていたからこそ「最初のサードゴロ(からの送球)を(中村)晃が捕ってくれた。あれがエラーになっていたらタイムリーはなかったでしょう。晃に感謝ですね」と笑みを浮かべた。

 指揮官から「“おいしいところ”を持っていってほしい」と昨年に続く9、10月度の月間MVPを獲得する活躍を期待されている栗原。悔しさが続いたシーズンから一転、ここから大暴れするつもりだ。(木下 大一)

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