ヤクルト村上宗隆「夢と希望、そして元気を」 小児がんと闘う子どもに捧げたバックスクリーン3本塁打

[ 2025年8月30日 21:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4広島 ( 2025年8月30日    神宮 )

<ヤ・広>2回、ソロを放った村上はゴールドリボンをアピールする(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト村上宗隆内野手(25)が30日の広島戦に「4番・三塁」で先発出場し、今季初めて1試合3本塁打をすべてバックスクリーンに放ち、チームを勝利に導いた。先発の山野太一投手(26)が6回8安打2失点で4月30日のDeNA戦以来の2勝目を挙げた。4番の活躍でチームの連敗は3で止まった。

 先にお立ち台に上がった山野から「本当に神様だなと思ってみていました」と感謝された村上。第一声で「人間の村上宗隆です」と話して笑わせた後、真顔になって「小児がんナイターというところで、僕は大きく生まれてすごく恵まれていますけど、本当に小さい体で頑張っている姿だったりとか、本当に僕も刺激をもらっていますし、何とかその子たちにね、夢と希望、そして元気を与えられるようにと思って今日は臨んだので、勝ててうれしい」と語った。

 2点を先制された直後の2回裏先頭で迎えた第1打席。広島先発の高橋の1ボールからの2球目、外角高めのカットボールを豪快に運んだ。3回の第2打席は、同点としてなお2死三塁で迎えた。カウント1ボール1ストライクからの3球目、今後は真ん中に入った直球をまたもバックスクリーンへ叩き込む13号2ランとなった。前日の試合の最終打席から3打席連発となった。

 5回の第3打席は一ゴロに倒れ、4打席連続本塁打はならなかったが、8回1死無走者の第4打席にもバックスクリーン右へ14号を運んだ。

 村上は今季は3月中旬に右脇腹付近を痛め、開幕は2軍で迎えた。1軍復帰戦の4月17日阪神戦でスイングした際にケガが再発した。わずか1日で再離脱となったが、7月29日に復帰してから29試合で14号となった。

 この日は小児がん支援の「ゴールドリボンナイター」でゴールドのリストバンドを身に着けた。本塁打後はリストバンドを何度も指を差してアピールした。「小児がんの子たちに英気を養ってもらえるように」と願って描いたアーチは神宮球場のファンを魅了した。

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