フィリーズ・シュワバー 1試合4発!ドジャース・大谷に4差つける49号

[ 2025年8月30日 01:30 ]

ナ・リーグ   フィリーズ19―4ブレーブス ( 2025年8月28日    フィラデルフィア )

7回にこの日4本目となる49号3ランを放ったフィリーズのシュワバー(AP)
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 ライバルが大爆発だ。フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が28日(日本時間29日)、ブレーブス戦で自身初、史上21人目となる1試合4本塁打を放ち、自己最多49号に到達した。本塁打王争いで並んでいたドジャース・大谷翔平投手(31)に、一気に4本差をつけた。大谷の3年連続本塁打王&MVPに、22年のナ・リーグ本塁打王が強烈な待ったをかけた。 

 本拠地の右翼2階席へ飛び込む飛距離450フィート(約137メートル)の特大46号ソロが号砲となった。3点を追う初回1死、シュワバーがクワントリルのカーブを完璧に粉砕した。7試合ぶりのアーチで、この回5得点の逆転へ勢いづけると、そこからもう止まらなかった。

 4回1死二塁の第3打席、左腕コックスのまたもカーブを右翼ポール際へ。23年の自己最多に並ぶ47号2ランを運び、続く5回1死一、二塁ではコックスの外角直球を逆らわずに左中間へ48号3ランとし自己最多を更新。7回1死一、二塁では「MVP」コールに包まれ打席に立つと、3打席連発の49号3ランをライナー性の打球で右翼席へ突き刺した。メジャー初の1試合5本塁打が期待された8回1死一、二塁は、大差がついたため登板した内野手ブルハンと対峙(たいじ)。57マイル(約92キロ)の超スローボールを打ち上げ、浅い左飛に倒れた。それでも史上21人目、球団では76年マイク・シュミット以来49年ぶり4人目の快挙となる1試合4本塁打。球団新記録となる9打点とこちらも荒稼ぎした。

 「最高の気分だよ。5本目のチャンスもあったけどね。ベンチ裏で“5本塁打した選手っていたっけ?”なんて聞かなければ良かったよ」。上機嫌でおどけてみせた。5本塁打目を懸けて打席に立つのは、02年マイク・キャメロン(マリナーズ)以来、史上4人目のことだった。

 試合のなかった大谷とは一気に4本差が開いた。119打点も2位のメッツ・アロンソに11点差とし、打撃2冠を快走。「今日はうまくかみ合った。楽しい夜だったし、素晴らしい雰囲気だった」。連敗を3で止めて2位メッツと5ゲーム差に広げ、地区連覇への優勝マジック24が点灯した。

 9月15~17日(日本時間16~18日)には敵地でドジャース3連戦が控え、本塁打王を争う両雄の直接対決が注目を集めそうだ。大谷は中6日で水曜日の登板を続けており、17日の第3戦で投手として対戦する可能性もある。ド軍としては、ワールドシリーズ連覇へポストシーズンでも再戦の可能性が高い難敵。大谷の3年連続本塁打王&MVPの行方も含めて「ヒリヒリする9月」が間もなく始まる。

 ≪今シーズン3度目の1試合4発≫1試合4本塁打は今年7月25日のアスレチックス・カーツ以来で、史上21人目。今年は4月26日にダイヤモンドバックス・スアレス(現マリナーズ)も1試合4本塁打しており、同一シーズンに3度は史上初めて。日本のプロ野球でも1試合4本塁打が最多で、5本塁打はない。51年岩本義行(松竹)、64年王貞治(巨)、80年ソレイタ(日)、97年ウィルソン(日)、03年古田敦也(ヤ)と過去5人が記録した。

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