あっぱれ!甲斐拓也 2度の痛~い受難乗り越え、井上3カ月ぶり白星を死守 6回に右手が…9回には…

[ 2025年8月23日 20:02 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2025年8月23日    東京D )

<巨・D(20)>6回、蝦名(右)と交錯し負傷した甲斐(撮影・藤山 由理)
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 巨人の甲斐拓也捕手(32)は23日のDeNA戦(東京D)で8番に入り、2試合連続今季64度目の先発出場。2度も大きなアクシデントに見舞われて痛い思いをしながら最後までフル出場し、開幕から全18試合で先発バッテリーを組む井上温大投手(24)の5月21日の阪神戦(甲子園)以来10試合&94日ぶりとなる今季4勝目(7敗)を守り切った。

 最初のアクシデントは1―0で迎えた6回の守備中だった。井上が先頭・蝦名に2ストライクから4球連続ボールで四球を与え、無死一塁。ここで打席に入った桑原に右中間へ二塁打を打たれた。

 蝦名は一塁から激走し、本塁へ。右翼・中山の送球を受けた二塁・吉川がワンバウンドでバックホーム。やや一塁側に逸れた送球をキャッチした甲斐は懸命にミットを伸ばし、ヘッドスライディングしてきた蝦名にタッチした。その際、甲斐の右手が蝦名の腹に当たって複数本の指が反対方向に反り返る形となった。

 甲斐の右手はプルプルと震え、苦悶(もん)の表情。ベンチからはトレーナーが駆け付けたが、しばらく動けなくなった。

 それでも、ベンチ裏で治療を受けたあとでプレーを続行した甲斐。直後の6回先頭で回ってきた第2打席では2打席連続三振に倒れたが、8回の第3打席では意地の左前打を放った。

 そして、2度目のアクシデントに見舞われたのは9回の守備中だった。4―0で迎えたこの回、今季初の3連投となった5番手右腕・ケラーがビシエドに一発を浴びて4―1となったが、宮崎を打ち取って2死走者なし。

 だが、ここで打席に入った松尾のファウルボールが甲斐の股間を直撃した。

 またも痛みにもん絶し、脂汗を流して必死に耐えた甲斐。試合はしばらく中断したが、ピンチを迎えた次の5球目スプリットで中飛に打ち取り、ゲームセットとなった。

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