【甲子園】1回降板の山梨学院・菰田は「肘を痛めた」と吉田監督 本人は砂持ち帰らず「絶対に戻ってくる」

[ 2025年8月21日 14:30 ]

第107回全国高校野球選手権第14日 準決勝   山梨学院 4―5 沖縄尚学 ( 2025年8月21日    甲子園 )

<沖縄尚学・山梨学院>準決勝で敗れ、涙を流して甲子園を去る山梨学院・菰田(撮影・中辻 颯太)
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 23年選抜覇者の山梨学院は沖縄尚学に4―5で敗れ、初の決勝進出はならなかった。初回に4番・横山悠(3年)の大会タイ記録・8打数連続安打となる右前適時打で先制。5、6回に敵失で計3点を加え4―1とリードしたが、2回から登板した2番手の檜垣瑠輝斗(2年)が6回に失策絡みで3点、7回に1点を失い、逆転負けした。

 昨秋ドラフト候補と注目される“二刀流”の菰田陽生(2年)は4試合続けて先発マウンドに上がったが、初回に2安打を浴びて同点とされ、わずか16球の1イニングで降板。腕を気にするしぐさを見せていた。一塁の守備に就き、6回には二塁打も放ったが、勝利にはつながらなかった。

 山梨学院の吉田洸二監督は、菰田の降板について「暴投(ワイルドピッチ)した時にちょっと肘をやったなっていうのが私は分かったんですけど、伝令で確認をしたら、やっぱりあそこで肘を痛めたということだったんで、しょうがないかなと思って。急に球速も落ちましたから」と説明。一方、菰田は「自分の調子が悪くて監督さんが代えた」と話し、登板前は感じていなかった指のかかり具合に違和感があったと明かした。

 菰田は「3年生とできる最後の試合。もう1回やりたかったという気持ちが最後にこみ上げてきました」と涙ながらに話し、「ピッチングもバッティングもいろんな課題が出て、まだまだ実力不足と思います。疲れもあったけど、最後の2試合はやっぱり気持ちでいかないと。そこが足りなかった」と話した。

 甲子園の砂は持ち帰らなかった。「もう2回チャンスがあるので、絶対に戻ってきたい気持ちがあった」という。「甲子園の舞台で経験させていただいて、これを新チームになってやっていかないといけない。課題はたくさん出たので、新チームでなくして来年戻ってきたい」と誓った。

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