【甲子園】沖縄尚学 悲願の夏初優勝へ前進!比嘉公也監督の采配的中、打順下げた2人が反撃のろし&決勝打

[ 2025年8月21日 13:47 ]

第107回全国高校野球選手権大会第14日目 準決勝   沖縄尚学5―4山梨学院 ( 2025年8月21日    甲子園 )

7回、勝ち越し適時打を放ち、ベンチに向かって雄叫びを上げる沖縄尚学・比嘉(撮影・北條 貴史)
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 初の準決勝に進出した沖縄尚学(沖縄)が山梨学院(山梨)を逆転で破り、悲願の初優勝にあと1勝に迫った。比嘉公也監督(44)は「守りで粘って勝ってきたチームが、失点の仕方っていうのがこれまでと違っていたので、少し慌てるところがあったかなと思うんですけれども、中盤以降よく持ち直してくれたなと思います」と選手の精神力の強さに目を細めた。

 采配がズバリと当たった。初戦から準々決勝まで3番を打った比嘉大登(3年)と4番を務めた安谷屋春空(3年)。比嘉はこの試合まで16打数4安打1打点、安谷屋は15打数2安打と本来の調子でなかったため、打順をそれぞれ2つずつ下げた。

 逆転の絶好機はこの2人に巡ってきた。1―4の6回、無死から4番・宜野座恵夢(3年)が左翼線二塁打で出塁すると、続く比嘉は右前へしぶとく落とす安打でつないだ。無死一、三塁から安谷屋は左中間へ2点適時二塁打。監督も「4番という重圧の中で、いい振りができてないのかなっていうことは感じていたので、よく打ったなと思います」と認める一打。反撃の機運を高めると、相手失策で一気に同点に追いついた。

 勢いづいたら止まらない。4―4の7回2死三塁からは比嘉が勝ち越しの右前打。「5番になっても自分のやることっていうのは変わらないっていうことを自分に言い聞かせて、昨日から臨んでました」と比嘉は言う。投手陣も 1―4の6回2死二塁から先発・末吉良丞(2年)の後を受けた新垣有絃(2年)が強打の山梨学院打線をねじ伏せ、最後まで得点を与えることはなかった。

 沖縄尚学にとっては初めての、沖縄県勢としては優勝した興南以来、15年ぶり4度目の決勝進出。「ミスしても勝てたっていうことはいい意味でプラスに捉えて、次の決勝戦に臨みたい」と指揮官は言う。投打がさらにかみ合ってきた。春2度の優勝経験を持つ沖縄尚学が、最高潮のムードで夏の悲願をかなえに行く。

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