【甲子園】日大三・古関 公式戦初出場&初の一塁守備で最後止めた!名前呼ばれ「マジかと思いました」

[ 2025年8月21日 11:30 ]

第107回全国高校野球選手権第14日 準決勝   日大三 4―2 県岐阜商 ( 2025年8月21日    甲子園 )

<全国高校野球選手権 県岐阜商・日大三>決勝進出を決め、笑顔で駆け出す日大三の選手たち(撮影・北條 貴史)
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 日大三(西東京)が延長10回タイブレークの末に県岐阜商を4―2で破り、優勝した2011年以来14年ぶりの決勝進出を決めた。23日の決勝では沖縄尚学―山梨学院の勝者と対戦する。

 日大三は初回に4番・田中諒(2年)の左前適時打で先制。今夏初登板の先発・根本智希(2年)が2回に追いつかれ、4回1死二、三塁のピンチを迎えると、エース近藤優輝(3年)が登板した。近藤は5回2死一、二塁から適時打を浴びて勝ち越されたが、その後は延長10回まで6回2/3を1安打3四死球1失点の好投で得点を許さなかった。

 打線は8回1死一、二塁から7番・近藤の中前打で同点。延長10回にも1死二、三塁から近藤の中前打で勝ち越し、8番・桜井春輝(3年)の適時打でさらに1点を加えた。その裏の1死二、三塁で、三木有造監督は田中に代えて古関健人(3年)を一塁の守備に起用。2死から痛烈な打球が一塁へ飛んだが、古関が処理してゲームセットとなった。

 背番号14の古関は三塁ベースコーチから一塁の守備に就いた。「もうホンマにめちゃくちゃ緊張してました。もう絶対、体で前、取るというよりかは体で前落として、一個落ち着こうと思ってました。ミットに入ったのかも分かんなかったです。入ったと思って、ボール前落としたんですよ、それで捕って」と振り返った。守備が得意ではなく、「お前は止めるだけで大丈夫だ」と言われていたそうで、「本当に打球が来て、止めてアウトにすることができて、もう本当に…重圧から解放された感じです」と汗をぬぐった。

 本職は三塁手。一塁手の練習はしていなかったという。公式戦出場はなく、試合に出るのも「練習試合で6月に1回ぐらい。1年の時も2回ぐらいで3回ぐらい」だったと明かした。当然ファーストミットは所持しておらず、田中諒のを借りて出場。「田中諒がちょっと足つってる感じで、その前のプレーもカットから送球もらった時に捕れなくて、これちょっとダメだなと代わって入った」と説明し、交代選手として自身の名前が呼ばれた時には「いやあ、マジかと思いましたけど、サードの控えのファーストも今日スタメンで出てたんで、まあ自分しかいないなと思って」と覚悟を決めた背景を明かした。

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