大谷翔平 超低空&高速本塁打!滞空時間わずか4.0秒 今季120得点目に指揮官「特別な才能の持ち主」

[ 2025年8月21日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース11-4ロッキーズ ( 2025年8月19日    コロラド )

<ロッキーズ・ドジャース>2回、ドジャース・大谷はソロホームラン(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は19日(日本時間20日)、ロッキーズ戦でリーグトップに並ぶ44号ソロを放つなど1安打2打点、2得点で勝利に貢献した。自身の本塁打では今季最も低い角度19度の低弾道ライナーで運んだ。1番打者として今季40本目で、ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(27)が23年に記録した歴代トップ41本にあと1に迫った。742日ぶりの白星を懸け、20日(同21日午前9時40分開始)の同戦に先発する。

 標高1マイル(約1600メートル)に位置する通称「マイル・ハイ」で大谷の打球は凄みを増した。3―0の2回2死。左腕ゴンバーの内角低めへの90・6マイル(約146キロ)直球を強振。6試合ぶりの44号ソロは、ライナー性の弾道で右中間のロッキーズ側ブルペンへと瞬く間に飛び込んだ。

 滞空時間わずか4・0秒。今季の本塁打で最も低い打球角度19度で、この日の全16試合で最速の打球速度115・9マイル(約186キロ)の低空&高速弾だった。8―4の7回1死一、三塁では痛烈な一ゴロの間に二塁封殺となるも、三塁走者を本塁に還し2打点目。その後スミスの適時打で10点目のホームを踏んだ。

 両リーグ断トツの今季120得点、年間154得点ペースで、デーブ・ロバーツ監督も「翔平はやはり特別な才能の持ち主。彼が我々にとっていかに価値ある存在かを物語っている」。3年連続を目指す本塁打王争いでは、直前に別球場で44号を放ったフィリーズ・シュワバーを追走。1番打者としては今季40本塁打目で、23年にブレーブス・アクーニャが記録した歴代最多41本に王手をかけた。

 8月は全17試合で出塁し、16試合で安打するなど打率・381、6本塁打と好調が続く。11日のブルージェイズ戦から、追い込まれた後に小指1本分ほどバットを短く持つ粘りの打撃スタイルに変更した。指揮官も「素晴らしい修正。私は2ストライク後にアプローチを変えられる選手が好き」と称えた。今季のOPS(出塁率+長打率)もリーグトップの1・015。長打力と得点力を持ち合わせる最強の1番打者として唯一無二の道をひた走っている。

 20日(日本時間21日)のロッキーズ戦に先発登板する大谷は、勝利のハイタッチ後に21日(同22日)に先発するカーショーといつものようにシャドーピッチングをしてマウンドの傾斜を確認した。

 前回13日のエンゼルス戦は、今季初めて5イニング目のマウンドに上がり「球数含めてステップを踏めたのは良かった」と話したが、あと2死というところで復帰後初勝利はならなかった。23年8月9日以来742日ぶりの白星となるか。21年に球宴に初出場し、日米通算200、300号も記録した縁深いクアーズ・フィールドで今季10度目の登板。大谷のための舞台は整っている。(奥田 秀樹通信員)

≪打球角度19度は今季最も低い≫
 打球角度19度は、5月5日マーリンズ戦での9号の20度を下回り、今季の大谷の本塁打では最も低い。通算では21年6月18日と同月29日の18度が本塁打の最低角度。打球角度19度の本塁打は通算7本目となった。なおスタットキャスト導入の15年以降、最も打球角度の低い本塁打は、15年4月23日にヤンキース・スタントンがフィリーズ戦で左翼へ放った13度。

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