巨人・田中将大 門脇に「ごめん」と謝罪 失点につながるエラー犯した後輩を必死でかばう

[ 2025年8月13日 22:56 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2025年8月13日    東京D )

<巨・中(19)>引き揚げる田中将(左)、坂本(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 日米通算199勝目を逃した巨人田中将大投手(36)は失点につながる失策を犯した門脇誠内野手(24)を必死にかばった。

 「ゲーム通していい守りにほんとに助けられていたんで、1点失った後なんとかやっぱりカバーして抑えたかったっていう思いが強かった」

 勝利投手の権利が懸かった5回。3―0と3点リードでこの回を迎えた。

 そして、1死一塁の場面で山本を二ゴロに打ち取る。併殺でチェンジ。誰もがそう思った次の瞬間、門脇がまさかの悪送球で1失点。無失点で攻守交代のはずがなおも1死二塁とピンチが続き、上林の適時二塁打で1点差に詰め寄られると、ボスラーの適時打でついに3―3の同点。試合は振り出しに戻り、田中将はここで降板となった。

 「絶対にあそこはリードしたまま、リードを保ったまま降りないといけなかったなというふうに思っていたので、結果的にああいうふうに追いつかれてしまうことで、やっぱり後続のピッチャーはきつくなってしまって、負担をかけてしまう形になってしまったなっていう思いで、本当に申し訳ない気持ちですね」

 門脇は失策を犯した時点でマウンドに向かって謝罪。だが、田中将は“なんの問題もない”というようなジェスチャーを見せてそれを制した。必死に後ろで守ってくれている後輩のためにも絶対にリードを保ったまま降板したかった。だが…。

 追いつかれて戻ったベンチ前で門脇に「ごめん」と声をかけたマー君。5回7安打3失点(自責0)の内容で白星に手が届かない。だが、その責任を後輩に負わせるわけにはいかなかった。

 それまでの自身の投球については「悪くはなかったですけど、ただやっぱり細かいところっていうところは、やっぱりまだまだだなっていうふうにも感じましたんで、今日投げていろいろ感じた部分もまたあったので、なんとかやっぱいい形で投げられるように修正したいなというふうに思ってます」と前を向く。

 改めて、1勝する難しさを感じているのか。

 これには「改める必要ない。そんな簡単じゃないのは分かってるんで。それをずっと積み重ねてきてるんで。別にこれまでも簡単だと思ったことはないですし、そこの難しさっていうのは分かってるつもりなんで」と言い切る。

 「ただ、そこはもう勝ちにつながる、勝ちを近づける、チームの。近づける投球はやっぱりしていかないといけないんで。だから、今日みたいなところで言えば、繰り返しになりますけど、やっぱりなんとしてもミスが出た後でもやっぱりリードして降りないといけなかった。あそこは切らないといけなかったっていうところが、やっぱり今日の負けにつながってしまったかなというふうに思います」

 野球にミスは付き物。誰のせいにもしない。誰のせいでもない。必死に前を向いたマー君に、次こそ勝利の女神が微笑むことをみんな願っている。

続きを表示

この記事のフォト

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年8月13日のニュース