カブス・鈴木誠也 16試合ぶり27号本塁打&先制左犠飛で勝利に貢献 休養日明けに気を吐いた

[ 2025年8月7日 05:39 ]

ナ・リーグ   カブス6―1レッズ ( 2025年8月6日    シカゴ )

レッズ戦で先制左犠飛&27号ソロと気を吐いたカブス・鈴木誠也(AP)
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 カブス鈴木誠也外野手(30)が6日(7日)、本拠でのレッズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。実に16試合ぶりとなる27号本塁打を放つなど、2打数2安打、1本塁打、2打点、1四球と気を吐き、チームの快勝に貢献した。

 1―0で迎えた6回、先頭で迎えた第3打席だった。カウント1―2からの81・4マイル(約131キロ)スイーパーを振り抜くと、打球は左翼フェンスを超えていった。7月18日(同19日)のレッドソックス戦で放って以来、出場16試合ぶりに放った一発が貴重な中押し点となった。

 ベンチではカウンセル監督に笑顔で迎えられた鈴木だが、ベンチに戻った後もバットを構えて打席内での動きを確かめるなど、一発の感触を身体に覚え込ませるのに必死だった。それほど、苦しんでいた。

 初回1死一塁で迎えた第1打席は、カウント1―0から85マイル(約136・8キロ)のチェンジアップをうまくタメて強振。力強い打球が左前へと抜けていった。3回は無死一、三塁の好機で第2打席を迎え、フルカウントから82マイル(約131・9キロ)のカーブを左中間へ弾き返した。打球は相手左翼・フレーリーにダイビングキャッチされたが、これが先制の左犠飛となった。

 本塁打を放った後の7回にはスワンソンの18号ソロで加点した後の2死二塁から四球を選び、続くケリーの左前適時打につなげた。

 鈴木は前日5日(同6日)の同じレッズ戦を欠場。先発から外れたのは4月23日のドジャース戦以来だった。3日(同4日)のオリオールズ戦では日本人6人目となるメジャー通算500安打など14試合ぶりのマルチ安打を記録。だが、その一方で15試合本塁打がなく、その15試合では52打数6安打の打率・115という不振に陥っていた。現状を打開するためにカウンセル監督が与えた“休養日”が結果的に効果てきめんだった。それだけに指揮官も試合後には「彼(鈴木)は最初の2点を叩き出しました。あれは大きかった。セイヤにとって、良い一日を過ごし、それを土台に積み重ねていってくれれば。勝利に貢献して家に帰るのは、いつも良い気分なものです」と打線をけん引してくれたことを手放しで喜んだ。

 また、この日は「2番」に固定されてきたタッカーもスタメンから外れた。タッカーも前日まで14試合ノーアーチで、その14試合での打撃成績は46打数9安打の打率・196の不振に陥っていた。地区首位のブルワーズに食らいつくやめにも、指揮官はあの手この手でチームの活性化に取り組んでいる。それだけに、鈴木の活躍はチームに大きな刺激を与える“カンフル剤”でもあった。

 試合は8回にもハップの16号ソロなどでダメ押しの2点を追加し、6―1で勝利。鈴木の一発が出た後、打線が明らかに勢いづいた。投げては先発・ホートンが5回2/3を2安打無失点。これで4試合、22回2/3で無失点を続けている。ここからポメランツ―キトレッジ―ケラー―パレンシアとつないで、相手打線の反撃をわずか1点にとどめた。

 チームは連敗を2で止め、再び貯金18とした。このまま鈴木の調子が戻っていけば、ブルワーズとのナ・リーグ中地区での優勝争いも勢いづいてくる。

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