ソフトバンク5連勝で今季最多貯金16 野村勇が先制&決勝9号ソロ「完璧でした」

[ 2025年7月21日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―3西武 ( 2025年7月20日    ベルーナD )

<西・ソ>3回、野村がソロ本塁打を放つ(撮影・篠原 岳夫)
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 ソフトバンクは20日、西武を7―3で下し、1分けを挟んで今季最長タイの5連勝を収めた。3回に先発・武内を攻略し、野村勇内野手(28)の9号ソロなどで一挙4点を奪った。難敵の武内と通算8度目の対戦で記録したチーム初本塁打が決勝弾となった。4回には谷川原健太捕手(28)のソロ、6回にも周東佑京内野手(29)の2ランで加点。アーチ攻勢で快勝し、貯金を今季最多16とした。

 天敵攻略の突破口を野村のバットが切り開いた。「完璧でした。ホームランを打てるのが持ち味だと思う。持ち味を出せたと思います」。

 3回先頭で西武・武内が初球に投じた直球を捉えた。打った瞬間にそれと分かる強烈な打球が左中間スタンド中段に突き刺さる。入団1年目の22年にマークしたシーズン自己最多10本塁打にリーチをかける決勝の9号ソロだ。「いいペースで打てていると思います。早く10本を打って、15本を目指していきたいです」と、さらなるアーチ量産を誓った。

 今季のソフトバンクは武内に2戦2敗で防御率0・75に抑えられていた。昨季は5試合で2勝2敗ながら対戦防御率は1・66と苦戦していた。野村の描いた豪快な一発がチームとしての武内からの初本塁打だった。この一振りが起点となり打線がつながった。

 続く牧原大の内野安打と佐藤直の右越え二塁打で1死二、三塁のチャンスをつくると3番・ダウンズの犠飛で追加点。4番・近藤の左越え適時二塁打、山川の左前タイムリーで得点を積み重ね、一挙4点をスコアボードに刻んだ。

 野村は昨季38試合出場で打率・116、0本塁打に終わり、不退転の決意で今季に臨んでいる。今宮が離脱している遊撃など内野の全ポジションをこなす守備や10盗塁の足を含めて走攻守で持ち味を発揮している。相手のマークも厳しくなる中で7月は打率・216と苦しんでいるが、打撃練習で試行錯誤を重ね、試合では投手との対戦に集中。しっかり足もとを見つめて取り組んでいる。

 「あの回はよくつながりましたね」。こう笑みを浮かべた小久保監督も野村の成長ぶりには頼もしさを感じている。「守備でも貢献してくれている。一時期に比べたら率は下がってはいるけど、十分な働きをしてくれています」と称えた。

 引き分けを挟んで5連勝で貯金を今季最多16とした。負けない首位・日本ハムを2ゲーム差で追走中。背番号99の躍動が首位浮上へ勢いを与える。 (木下 大一)

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