阪神・才木 投手王国構築へ“先陣”「流れに乗っていきたい」 チームは2失点以下を8試合連続で継続中

[ 2025年7月8日 05:15 ]

<阪神投手指名練習> キャッチボールを行う才木(撮影・大森 寛明)
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 阪神の才木浩人投手(26)がきょう8日の広島戦(マツダ)に先発し、プロ野球史上最高の投手王国構築へ“先陣”を切る。8連勝中のチームは8試合連続で2失点以下を継続中で、9試合となれば1963年以来62年ぶりの快挙だ。今週全6試合を2失点以下で乗り切れば、56年に阪神が記録した13試合を上回る2リーグ制以降の新記録となる。広島戦で好相性を誇る右腕が、歴史の扉をこじ開ける快投を期した。

 8連勝中で首位を独走するチームを象徴する快記録が継続中だ。6月28日のヤクルト戦から8試合連続で2失点以下と投手陣が奮闘。9試合となれば63年以来62年ぶりの快挙で、仮に今週の全6試合も2失点以下なら14試合まで伸び、56年に阪神がマークした13試合を抜いて2リーグ制以降の新記録を樹立する。

 歴史を変える1週間にするべく6連戦の“先陣”を切るのが才木だ。チームの勢いに乗っかるべく、きょうの広島戦へ意気込んだ。

 「チームも連勝中で良い流れなんで、その流れに乗っていきたいと思います」

 前回1日の巨人戦は5回で降板する不完全燃焼でも粘りの投球で5つのゼロを並べた。チームの勝利、連続2失点以下の記録継続にも貢献。うっぷんを晴らす快投を期す右腕が対峙(たいじ)するのは今季初対戦となる広島打線だ。マツダスタジアムでの登板も昨年7月2日以来、約1年ぶりとなるが、敵は酷暑とばかりに「暑いのでその辺をしっかり(対策したい)という感じ」と余裕を感じさせた。

 それもそのはず、広島とは相性抜群。過去10試合に登板し6勝(1敗)、防御率2・70、敵地では2勝無敗と勝利の条件はそろっている。当然、相手打線の研究、警戒も怠っておらず「待ってくるバッターもいれば、早打ちしてくるバッターもいる印象があるのでこっちのペースでいけたら。ファビアン、モンテロと良いバッターがいるのでつながらないようにだけすれば」と快投のプランを描いた。

 チーム防御率が驚異の1点台で、連続2失点以下の記録も大いにうなずける最強の投手陣。先発ローテーションの中心を担う背番号35は、ストロングポイントを理解して腕を振るつもりでいる。

 「チーム防御率がすごく良いと思うので、やっぱり守り勝っている野球なのかなと印象もある。そこに自分も乗っかって。野手が1、2点取ってくれたら守り切れるようにというのは凄い大事」

 チームは最短で15日にも優勝マジックが点灯。2位・広島に6・5ゲーム差を付ける中、記録更新となれば勢いはさらに加速する。最強の投手王国誕生へ、才木が弾みをつける。 (遠藤 礼)

《データ》
○…阪神は6月28日のヤクルト戦から8試合連続で2失点以下。9試合まで伸ばすと、球団では1963年以来、62年ぶりとなる。2リーグ制後の最長は、56年阪神の13試合。プロ野球記録は43年巨人の15試合。

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