【虎番リポート】過去にメジャーを代表する選手と対戦していた阪神・デュプランティエ「すごく興奮した」

[ 2025年7月8日 05:15 ]

デュプランティエ
Photo By スポニチ

 阪神・デュプランティエはダイヤモンドバックスでデビューした19年よりも前に1度だけ、メジャーのマウンドに上がっている。プロ2年目にあたる17年に出場したのが「フューチャーズゲーム」。メジャー30球団のマイナーに所属する有望株が集結するエキシビションゲームで、米国選抜の一員としてマーリンズ・パーク(現ローンデポ・パーク)で登板を果たした。

 「すごく楽しくて、興奮したね。多くの選手が行ける場所ではないし、ダイヤモンドバックスの代表として選ばれた。自分にとって初めてメジャーの球場を体感できたし、家族も観戦してくれた。今思い返しても本当に良い経験になったね」

 日本のフレッシュ球宴にあたる特別な舞台で味わった夢の時間の記憶は鮮明だった。興味深かったのはここからだ。取材前、当時のボックススコアを見返すと、見慣れた名前があちこちに見られた。

 7回表に登板したデュプランティエが対峙(たいじ)したのはゲレロJr(ブルージェイズ)やアルバレス(アストロズ)ら今、メジャーを代表する強打者の面々。他の出場選手もアクーニャJr(ブレーブス)、ビシェットJr(ブルージェイズ)、タッカー(カブス)、ディバース(ジャイアンツ)ら後のタイトルホルダーたちも名を連ねる。かくいうデュプランティエも18年に球団の有望株ランク1位になる逸材。右腕がいかに将来を嘱望されていたかが分かる。

 「ゲレロ、アルバレス…(強打の)彼らと対戦するのは楽しくないけど(笑い)、とてもエキサイトしたのを覚えているよ」

 実はその試合でデュプランティエにバトンを渡したのが巨人のグリフィンで、他にもビエイラ、ブリンソン(ともに元巨人)、ゲレーロ(ロッテ)とNPBに所属した助っ人たちも出場しており、デュプランティエは「グリフィンも有望株だったからね。本当に野球の世界は狭いよ」と苦笑いを浮かべた。

 “2017年のマイアミ”には、デュープがメジャーのエースとして躍動する未来が確かにあった。

 「僕はなかなかメジャー昇格できなかったけど、(17年のフューチャーズゲームに)才能ある選手が集まってる中で彼らがメジャーを代表する選手になって、ワールドシリーズで戦って、たくさんお金を稼いでいることに何も驚きません。必然だと思います」

 日本で、元有望株の輝きを放ちつつある背番号20は、少し誇らしげにうなずいた。(遠藤 礼)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月8日のニュース