「理解できない」「見ていられない」“打てる捕手”通算427発のピアザ氏が近年増加“野手登板”に苦言

[ 2025年6月30日 10:31 ]

2023年のWBCでイタリア代表監督を務めたマイク・ピアザ氏(2023年3月撮影)
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 「打てる捕手」としてメジャー通算427発を放ち、米国野球殿堂入りを果たしたマイク・ピアザ氏(56)が近年、メジャーで増えつつある“野手登板”に苦言を呈した。29日(日本時間30日)、米メディア「ザ・スパン」が報じている。

 メジャーでは8点差以上を付けられているビハインドチームが、救援投手の登板過多を防ぐ目的で野手がマウンドに上がる“野手登板”が近年、増加傾向にある。ドジャースなどの一部チームは大差を付けてリードしている試合でも“野手登板”させる場合もある。

 ピアザ氏は自身のX(旧ツイッター)で、22―8でオリオールズが勝利した27日のレイズ戦で、大量リードを付けられたレイズが8回途中に内野手カバジェロをマウンドにあげ、オ軍メヨがメジャー初本塁打を放った動画の投稿に反応。「私には理解できないよ…。メジャー、マイナー、ウインターリーグで20シーズン以上やってきて投手を務めた野手と対戦したことは一度もない」と苦言を呈した。

 そして、自身の投稿に反応したフォロワーらへの返信として「理解できない。ブルペンにはプライドを持って1イニングを我慢する選手が常にいた。大差で負けることもあるけど、投手でない選手があんなひどい投球をするのを見るのは、本当につらい。見ていられない」とつづった。

 不満なのは野手登板だけでなく、野手が投げる球にも不快感を示し、緩い球でなくスピード感ある球を投げるべきとし、過去にいた“野手登板”をする選手は「何人かいい投球をする選手もいた」と記した。

 実際にピアザ氏がかつてプレーしたドジャースは、28日(同29日)のロイヤルズ戦で1―9の8回裏に内野手ロハスを投手として起用している。

 「ザ・スパン」はピアザ氏の持論を紹介した上で「先発投手が長いイニングを投げる試合が減り、ブルペンで使える投手が不足しているため、この状況はすぐには解消されそうにない」としている。

 ピアザ氏は1992年にドジャースでメジャーデビュー。メッツなどでもプレーし、メジャー16年で通算427本塁打を放った。野茂英雄氏とバッテリーを組んだことでも知られている。23年のWBCではイタリア代表監督を務めた。

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