ドジャース・大谷 いきなり先頭ドカン!噴水弾 2戦連発29号が着水

[ 2025年6月29日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース5―4ロイヤルズ ( 2025年6月27日    カンザスシティ )

<ロイヤルズ・ドジャース>初回、29号ソロを放った大谷(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、ロイヤルズ戦で今季8本目の先頭打者弾となる2試合連続の29号ソロを放つなど、2安打2打点でチームを5連勝に導いた。カウフマン・スタジアム名物の噴水まで運ぶ先頭打者弾はメジャー記録に並ぶ年間15本ペース。直近5戦4発と上昇気配のまま、28日(同29日午前5時10分開始)の同戦で投手復帰3戦目に臨む。

 厳しい日差しの下、爽やかな水しぶきが上がった。初回。大谷は初対戦の新人左腕キャメロンのチェンジアップを振り抜いた。打球速度110・4マイル(約177・7キロ)の力強い打球が右中間席「FOUNTAIN DECK(噴水席)」を越え、直接、噴水エリアに着弾。デーブ・ロバーツ監督は「翔平が良いスタートを切ってくれて流れに乗れた」と目を細めた。

 市内に200カ所以上の噴水があり「噴水の街」と呼ばれるカンザスシティー。敵地カウフマン・スタジアムも外野席一帯98メートルの長さを誇る巨大噴水が名物だ。いきなりの打球飛距離429フィート(約131メートル)の初の「噴水弾」に、敵地ファンも熱狂の渦に包まれた。

 先頭弾は今季8本目。24年にシュワバー(フィリーズ)がマークしたメジャー記録の年間15本ペースに乗せた。7本目の先頭弾を放った14日のジャイアンツ戦後に大谷が「基本的に初回の1番打者は(相手投手が)勝負にくる打席。一番ゾーン内でスイングする機会が多い」と語っていた通り、初球以外は全てストライクゾーンだった。

 3―4の5回無死一塁ではリーグ2位の7本目の三塁打となる適時打で試合を振り出しに戻し、ベッツの中前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。前半戦で「29本塁打&7三塁打」は、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジミー・フォックス以来、4人目の快挙。6月序盤はやや低調だったが、長打は48本で単打の46本を上回り、強烈な破壊力が際立つ。試合前にはルーティンの「壁当て」やキャッチボールで調整し、28日(日本時間29日)のロイヤルズ戦では投手復帰3戦目に挑む。

 ロバーツ監督は言った。「形容する言葉が見つからない。本当に特別な存在。ファンやメディアの期待も背負いながらあれだけやれる選手なんて、見たことがない」。これでカウフマン・スタジアムでは通算打率・378、5本塁打、15打点となり、10試合以上プレーした敵地では最高のOPS1・402。大谷は「噴水の街」がよく似合う。(柳原 直之)

 ≪15本塁打シュワバー超え最強「1番」いける≫先頭打者本塁打のシーズン最多は24年のシュワバー(フィリーズ)の15本。2位は03年のソリアーノ(ヤンキース)の13本。3位は23年のベッツ(ドジャース)、22年のアルテューベ(アストロズ)、19年のスプリンガー(同)、07年のソリアーノ(カブス)、96年のアンダーソン(オリオールズ)が12本で並ぶ。通算最多はヘンダーソン(アスレチックスなど)の81本。

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